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お金持ちは、お金の価値を知っている人

長く生きていると、お金持ちに出会うこともあります。
子供の頃には、電車模型をたくさん持っていて家中に線路を敷いている子供が近所に住んでいました。家によって持っているものが大きく違うことを初めて実感した瞬間でした。

就職すると、オーダーメイドのスーツを着た上司がバーへ連れて行ってくれたましたが、それは普通の大人で、本当のお金持ちはそんなものじゃないです。

外資系企業で出会った人の何人かは高級外車を乗り回していました。BMWやベンツは当たり前でポルシェやフェラーリを持っている人もいました。左ハンドルのフェラーリを運転してと上司に言われたときはかなりビビりましたね。

外車乗りよりももっとお金持ちにも出会いました。まずそういうお金持ちはヨットやクルーザーを持っています。どうやら人はお金を持つと陸から海へ出たくなるようです、クジラの進化の過程みたいに。
ヨットって係留費用は家賃ぐらいかかるし、フジツボを取るとかメンテナンス費用も手間も馬鹿になりません。
自動車だったら普段使いできますが、通勤や日常で使えないヨットを保有している人は間違いなく金持ちです。

さらにお金持ちになると、プライベートジェットを保有します。お金持ち、陸上から海上、そして空へ進出しがち。
プライベートジェットの維持費はヨットとは比べ物にならないでしょう、知らんけど。
プライベートジェットに乗ったことはありませんが、持っている人と同席したことはあります。もう、オーラが違います、オーラが。常にガードマンがついているし。

お金持ちと話して気づいたことは、「お金持ちは、お金の価値を知っている」ことです。
お金持ちは、無駄なお金を一切使いません。無駄なサービスにお金は使わないし、他人のお金が使うのも好みません。食べないメニューを決して頼まないし、使わないものを放置しません。
ただ、ケチではなく、自分の趣味のためならいくらでも使います。オンとオフがはっきりしていて、オンでは節約して、オフの自分には惜しげもなく投資します。

時間にも厳しいです。遅刻は絶対にしないし、無駄なミーティングを誰よりも嫌います。「時は金なり」を完璧に理解して実践しています。

お金持ちは、お金が遊んでいることを嫌います。余っているお金があるなら不動産や株に投資します。お金が働いてお金を生むことを実感として知っているわけです。

とにかく無駄を嫌い、お金の価値を知っているからお金持ちになれるのでしょうね。
お金持ちからしたら、小説家を目指す僕は、お金の価値を知らない人に見えるでしょうね(実際、そうだと思いますが)。




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