里親=養子が欲しい人じゃないんです

里親かあさんです。
最近、里親について聞かれたこと。
「里親って、子どもが欲しい人がなるんですか」
答えは・・・・・
「違います!」
名前は『里親制度』ですけど、これは、事情があって実の親と暮らしていない『子どものための制度』です。親と暮らせないなら、その子にとって何処で暮らすのが最善なのかを児相が考えて里親の元に来るのです。もちろん子どもにはきちんと説明して意見が言える年ならば子どもの意見を聞くことも(今は)決められています。

ただ、不妊治療に見切りをつけて、里親に関心を持つ方も多くいます。「跡継ぎが欲しい」「子どもが欲しい」「子どもがいる人がうらやましい」、、
良いんです、入口はどうでも。
そこから里親制度や社会的養護の子の理解をスタートして行けば。
里親登録に近づく頃には子どものための里親制度だということが身体と心に染みこんで行けば良いんだと思います。

「里親かあさんはお子さんが居るのに何故里親になったのですか?」こんな質問も無くなるほど里親制度の認知度があがって行くことを願って「舞い上がれ」。

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