アメリカの野球について 2
ついに、他の高校との試合が始まりました。そして、新たに気づいたことがたくさんあったのでそれについて書こうと思います。
< 野球に関して >
番号にこだわりがない!
先日、公式戦のためにユニフォームが配られましたが、日本の高校生のように背番号へのこだわりはなく、自分の好きな番号を選ぶか、服のサイズで選ぶという感じでした。
日本にいた時は、背番号がそのままレギュラーかレギュラーじゃないか、エースかエースじゃないかに直結していたので、監督からユニフォームを渡されるときは緊張していましたが、これは日本の野球の特有の文化だという事が分かりました。 (坊主頭も日本の野球ならではだよね~)
ちなみに、バスケのチームも番号がばらばらで、日本の高校のような背番号システムはなかったです。球数制限
日本の甲子園だと、エースが一人で投げぬくことはまれにありますが、アメリカでは、一人で投げぬくことはなく、多くても4回で交代します。
たぶん、ルールとして球数制限があるわけではないと思いますが、調子が良くても投げさせ過ぎないように配慮しているのだと思います。DH
DHのおかげで、ピッチャーの中ではピッチングにだけ専念する、PO(pitcher only)の選手もいて、その人たちは、守備練習や打撃練習はせず、トレーニングかピッチング、バント処理の練習だけをします。
逆に守備に自信がない人はDHとしてバッティングに専念できます。バット
アメリカの高校もバットは金属バットですが、わざわざ球が飛びにくいバットにしているそうで、下のマークがついているバットのみ試合では使えるそうです。
軟式野球という概念がない
私は、小学校、中学校と軟式野球をしていたのですが、アメリカには軟式野球という存在がないらしく、自分が持っていたボールをチームメートに見せた時は、みんな驚いてました。( ´∀` )
試しに、日本の野球にはなぜ軟式野球が存在するのか調べてみると、戦後に、貧しくても手軽に野球ができるように工夫されて作られたからだそうです。試合の挨拶
日本の野球の試合の挨拶と言えば、一列に並んでお互いに礼をすることだと思いますが、アメリカでは初めの挨拶はなく、その代わりに国家が流れ、アメリカの国旗に向かい、手を胸に当てて歌います。(varsityのみ)
また、試合の終了後は、お互いのチームが列になって、相手チームに
「good game 」と言いながらグータッチをしていきます。この時はもちろん、監督や、コーチに対してもやります。
しかし、親御さんや応援してくれた人に対する、挨拶はなく、日本で野球をやっていた時に、チーム全員で「ありがとうございました。」と最後に親御さんに向かって、やっていたのはよい日本の野球の習慣だなと思いました。
< まとめ >
野球は、歴史が深いので、国によって違う野球のおけるマナーや、試合での習慣などを調べると、その背景にあった理由や歴史を知ることができます。実際にアメリカの歴史の授業ではアメリカの歴史を野球と関連させて学ぶような授業が今までに二回ぐらいありました。
また、当たり前のことなのかもしれませんが、アメリカの体育の時間で、前にならえや、みんなで声を出して体操というのはしたことがなくて、これも日本の昔の習慣がそのまま続いてるからなんだなーと、改めて気づきました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
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