6,山小屋は狭いが快適

やっとの思いで到着した山小屋で小屋のお兄さんたちが迎えてくれた。部屋は家族4人のため個室を予約していた。部屋は上と下の2段ベッドのような構造で子供たちが上で大人はしたに寝た。何とか座るぐらいの高さは確保されていたが、極度の疲労からひたすら横になっていた。夜中に山頂に向けて出発するため早く就寝する人も多いので、消灯前でも静かにするのがマナーのようだった。酸素が薄いため高山病にならないか?夜眠れるか?高所恐怖症なので目がさえてしまわないか?など色々心配だったが、体の疲労が勝り難なく眠れた。ちなみに夕食はカレーとハンバーグ。定番のメニューはおいしいのはもちろん、気持ちも落ち着かせてくれる。
翌朝、ご来光を見るため4時に起床。山頂ではなく山小屋の前からであったが、人生で一番きれいな日の出だったことは間違いないくらいきれいだった。
ほかの宿泊客はご来光を見た後、間もなく山頂に向け出発して行ったが、そんな中私たちはのんきにカップラーメンを買ってのんびり朝食をとっていた。ここでのタイムロスが後の悲劇?につながるのだが、その時はそんなことは夢にも思わず、ガランとした食堂スペースで極上のカップラーメンを4人ですすっていた。

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