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「はなかっぱ」に学ぶ〜お姉ちゃんの気持ち

我が家は、今でも朝はEテレをつけて過ごしています。

Eテレのアニメ「はなかっぱ」で「コケヤンとおかん」という回がありました。

コケヤンは、はなかっぱの友達の男の子。
ピーヨンという妹がいます。

コケヤンは、
ピーヨンが泣いてお母さんに甘えるのを見て、
本当は自分もお母さんに甘えたいのに、
我慢してお手伝いしているのに…となんだか寂しくなって。
雨の日に洞窟で雷を怖がっていたら、お母さんが探しに来てくれて…。

お母さんも気づくんですよね。
妹にばかり手をかけてしまって、ごめんねって。


小さい頃に、下の子が生まれたら、
上の子が赤ちゃん返りするなんてことは
よく聞きました。

だけど、大きくなると、
赤ちゃん返りももうないだろうと、
そこまで意識せずに子育てしてしまいます。

そうすると、うちの場合、
ついつい弟の方が手がかかるので、
自然とお姉ちゃんは、本人任せにしたり、
あまり手をかけなくなって。

それどころか
これぐらいもうできるやろ!
これくらいもう自分でやって!
と思うから、
ついつい怒ることも増えちゃって。

以前娘に、

ママ最近私のこと怒ってばっかり。
弟は怒らないのに。

って言われました。


先日、マクドでポテトでも買おうと、
ドライブスルーに寄ったとき、
息子が「てりやきバーガー欲しい」って言ったので、私が「てりやきが欲しいの?」って、
聞き返したんです。
結局、息子がやっぱりいらないってなって
終わったんですが、
その後すぐに、娘が「マックシェイク欲しい」って言ってきたので、
私は無意識に、「シェイクはいらんやろ」と言って、話を終わらせたんですよね。


たったこれだけのことなんですけど、

その後、娘が泣いて、

弟の話はママ聞いたのに、
私の話は聞いてくれなかった

と。


正直、私は無意識でした。
本当によくある日常のシーンですから。

私的には結局2人とも買わなかったという、
平等の結果だから。それでいいと思ったけど。

娘にとっては、買う買わないではないのです。

私の言葉や態度って、
こんなに子供たちが感じ取るんだ。

私はたぶん、いつもこんな態度を
無意識にしているんだろう。

その度に、娘はこんな思いをかかえていたのかもしれない。


高学年にもなると、放っておいても、
ある程度自分のことはしてくれるし、
あまり口うるさくいうと嫌がられるし。

でも、お母さんに甘えたいとか
お母さんに見ていてもらいたいって気持ちは、(もちろんお父さんにも)
いくつになっても、どの子にもあるんですよね。


娘も今春から小学6年生。

ついつい、忘れがちだけど、
お姉ちゃんの気持ち、忘れないでいよう!

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