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福祉の仕事について考える。part16

こんにちは!No.Planです。
再びの投稿になります。理由は昨日投稿できなかったもので…お恥ずかしい限りです。投稿よりも自分の身体を休めることを優先しました。ここのところ身体の疲れが取れなかったもので。来年には30代後半に入るものであまり無理はできないものですね。運動もできていないので、再度自分のスケジュールを見直していきたいですね!

本来、優先すべきことは何なのか?

2021年11月から施設自分たちでして現在に至っておりますが、おかげさまで利用者様も増えてきています。嬉しい限りなのですが、こうなっていくと問題になってくることもあります。それは「サービスをどこまで受けるか」です。もちろん、自分たちは「サービス業」ということも理解してはいますが、だんだんと人数が増えれば増えるほど、対応が難しくなってきてしまいます。

特に「個別対応」に特化した施設ほど、だんだんと自分の首を少しずつ絞めてしまうことになります。「個別対応」を望まれる方は、地方ではかなり少ないと感じています。なぜなら「個別対応」が必要ということはそれだけ対応も難しく、重度のケースや強度行動障害を持っている可能性が高い、もしくは、その地域界隈では有名な方で、他の施設ではもう見れない、とされている方の可能性が多いからです。

これが続いていくとだんだんサービスを提供すること自体が難しくなってしまう可能性もあります。現場からは、「もうやりたくない」との声も上がってしまうからです。自分たちで「こうします」と言っておきながら「やっぱりできなくなりました」なんて…都合がよすぎてしまいます。これが進行していくと最終的には「信頼」を無くしてしまいます。誰かが言ったように「信頼」はお金では買えない。失ったらもう二度と戻ることはない可能性もあります。

見えないサービスを提供している相手…

顧客に対してサービスを提供いていきたいのですが…
「個別対応」のもっとも恐ろしいことですが、「利用者様」「ご家族」と本当にサービスを提供すべきなのはどちらなのか、見えなくなってしまうことがあります。例えば…
施設での「個別対応」に利用者様は満足しているが、自宅に戻り、「ご家族」にも同じ対応を求めてしまう。

現場スタッフは多くても8時間の時間内でなんとかなりますが、「ご家族」は違います。毎日付き合わなくてはならないのです。そうした問題もある中で今後の自分たちの動きをどうしていくか。決断と判断に迷いが生じてきます。一番最悪なのは、「利用者様」「ご家族」どちらか、または、自分たちに有益になる方にサービスを厚くしようと考えることもままならないのです。少しずつ本当に必要なサービスは何のか?、なぜそのサービスを行っているのか?誰のためのサービスなのか?が見えなくなってしまいます。恥ずかしい限りですが、そういう状況になってしまってきているのも事実なので受け止めなければならない問題です。他人事にはできません。

ブレないために決めておくべき事!

仕事をするうえで、スタッフ一人ひとりが持たなければならないことは、「自分がここで働く理由」です。施設の目指すこと、会社としての目標、はもちろん必要ですが、根本的な問題として「自分はなぜここで働いているのか?」が重要になってきます。逆にこれがなくてもいいとは思いますが、仕事の量などが増えてくる、役職に抜擢される、などのことがあると最終的には直面しなければならない問題になります。

理由は様々でいいと思われます。「重度の方と関われるから」「他の施設にはない自由があるから」「多岐にわたって動くことができるから」などいろいろだと思っています。しかし、どれにも当てはまらない場合には辞めるべきと思います。いても、いなくても変わらないですし、逆にチームにとっても邪魔になるだけです。
究極的な理由として「楽だから」「仕事がおわったらすぐに帰っていいから」などの理由がでもいいのです。自分なりの理由を持って働くことが必要にであり、そこには正義も悪もないからです。

仕事で迷ったらまず、自分が働く理由から見つめてみましょう!
お金が…人が足りなくて困る…迷惑をかけたくない…なんて考える暇があるなら自分のために時間を使いましょう!提供できるサービスについて考えましょう!

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