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シチュエーション別分読法──本を読む時間、どのように確保していますか?

保育園児・小学生・中学生の子ども3人……
フルタイム勤務……
夫単身赴任でワンオペ(実家遠方)……

読書する時間なんてどこにあるんだーい!

と思っていたのですが、意外にあるなと最近気づきました。

普段の読書時間

平日。
就業後、保育園に迎えに行って19時から夕食、片付け、洗濯物たたみ、掃除、入浴、子どもの話聞いて、宿題の進捗確認、その他もろもろなもなき家事育児を最大限の集中力で片付けて
──子どもが寝室に入ったら、ようやく渇望していた一人時間(洗濯物干しは残ってるけど)!!

自由時間は毎日だいたい22時くらいから。
すぐ眠くなっちゃうけど、それでも寝るまで1時間はあります。ハウツー本や軽いビジネス書なら一冊読めるし、小説も100ページくらいは読める。
あとは電車での移動時間。週一の客先への外出の往復1時間半で一冊読める。

休日。
長男は大抵部活に行ったり友だちと外に遊びに出ているので、家にいるのは比較的インドア派の長女&次女。午前か午後どちらかお出かけしたら、あとの半日は家の中でも文句は出ません。

そういう時はすかさず、コーヒーを淹れて読書タイム。

……しかし。
みなさんご存知だと思いますが、子どもと一緒にいる時間の読書は5分単位で妨害(っていっちゃダメか)が入ります。

仲良くお絵描きしていると思ったらすぐに勃発する姉妹ゲンカ。
おとなしく映画を見はじめたと持ったら、「ママ一緒に見よう?」のお誘い攻撃。
つくった創作物の「ママ、これ見てすごいでしょ?」の説明責め。
年齢的におもらしや物こぼすことはなくなったものの、ママ来てだの、あれがないだの、腹減っただの。

「ねえ、私は読書がしたいんですけど?」

思わずそんな言葉が口に出てしまう私。

おかげさまで今ではそんな状況下で、生返事しながらもびくともせずに本が読めるようになりました。
(なんかこれ以上書くと、母親失格みたいになるからやめよう)

シチュエーション別分読

そんな私の読書法の一つに「確保できる時間に応じて、読む本を決める」というやり方があります。

いわゆる並行読みの応用なのですが、
やり方はすごく簡単で、ジャンルばらばら、読了時間や版形(持ち運びのしやすさ)もばらばらな本たちを常に3-4冊手元に置いておくだけ。

例えば、
一人きりでまとまった時間がとれそうな時は小説や学術文庫を、
電車に乗る時は乗車時間で読み終えられそうなノンフィクションを、
夜寝るときはいつ寝落ちしても良いように章ごとに読めるビジネス書を、
子どもたちといるときは情報取得中に集中が分断してもなんとかなるハウツー系の本を、
という風にシチュエーションに応じて読む本を分配します。

自分の集中度合いに応じて「その時に一番読み進められる本」を選択することで、読書がサクサク進むので気持ちが良いです。

私が考える並行読みのもう一つのポイントは、それぞれの本を手に取る頻度をまんべんなくすること。読書途中の本は、3日以上経つと思い出しがきつくなるので、3日以内に続きを読むことを意識しています。
一冊の本をそれ以上放置すると"読み直し"になってしまうからです。

効率的な読書が必ずしも良いわけではないですが、時間が限られる中でたくさんの本を読みたい気分の今は、こんな読み方を選択しています。

みなさんの今のベストな読書法は、何ですか?


見出し画像はダラズさんの作品からお借りしました。フォトギャラリーで見かけてかわいくて一目惚れ。とてもすてきです!


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