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(野菜の栽培記録)2023年〜じゃがいも・トマト・バジル編〜

じゃがいも

昨年に引続き、ジャガイモ栽培。
特に作る予定はしていなかったが、昨年収穫したジャガイモを少し残していた物に芽が出ていたので、4月下旬に家庭菜園場の玉ねぎ跡地へ植付け。

その後はシシトウ栽培の方が忙しくなったので、ジャガイモに関してはほぼノータッチ状態。
それでもきちんと土から芽を出し、前半に関しては順調に成長。
その場を通る時に目視で確認し、いよいよ混雑してきたな感が出てきた時に数ある芽を適数へ調整(芽かき)したり、簡単に草取りをした。

5月までは良い調子だった。
6月に入り、時折横目で見てはいたものの注視しておらず、害虫に気付くのが遅れ6月下旬を迎えた。

最初は葉の色味や減少に関して「もうそろそろ収穫の時期なのかな?」と安易な考えで、よく観察する事をしなかった。
気が付いた時には、時既に遅し状態。テントウムシダマシだ。
成虫も多かったが、葉裏の卵も多かった。駆除しても葉を除去しても追い付かず。
市販の自然派由来的な害虫駆除スプレーも購入して試してみたが、全く効果なし。

程なくして、諦めた。
昨年がとても順調だっただけに、そんなに手を掛けなくてもジャガイモは育つ!と高を括り過ぎていたのかもしれない。

収穫時の葉のサインと見間違え放置してしまった、害虫被害に遭った葉たち。
最後は黄色く変色して萎れるというよりも、ほぼ虫喰いでスカスカになった状態だった葉たち。
もういつが収穫時か分からなかったので、自分タイミングで収穫。

7月初旬に収穫

虫害のみならず、どうやら病害にも遭っていた様子のジャガイモたち。
酷い症状はなかったものの“そうか病”の特徴である、瘡蓋の様な病斑が少々見受けられた。皮面のみで奥までの被害はなし。
散々な状態にも関わらず、食すには十分な程の量が収穫できた。ただ、大きなものは少なく、やはり小ぶりなものが多かった。

味に関しては問題なし。このジャガイモを使用したフライを以前投稿したので、ご興味があればどうぞ。

トマトとバジル

毎年育てたい野菜の中の1つ、トマト。
ですが、初栽培の2021年での畑栽培では上手くいったものの、プランター栽培では全く上手くいかず。
なのに、今年も懲りずにプランター栽培開始。

5月初旬にトマト苗を1つ購入し、上手く育てられないプランターへ定植。
そして、もう賞味期限らしきものがとっくに過ぎているバジルの種を、5月中旬にプランターへ種まき。

定植してからの前半戦は、どちらかと言うと調子のいいトマト。
途中成長が遅い様に感じたので、行燈追加。

バジルは6月初旬に1つ発芽を確認。

6月下旬トマト:根本付近の脇芽をそのまま放置
7月下旬トマト:放置脇芽が大きく成長(右側の枝)

卵の殻が害虫に効くと聞いたので敷き詰めてみたが、特に効果があった様には感じられなかった。
そして、実をつけると同時にみるみると弱っていくトマト。1ヶ月でどうにか数個の実を赤く染め上げるまでには到達したものの、その後は実を着けず。

バジルは種を数個植えたが、発芽したのは2つのみ。
1つはプランターへ残し、もう1つは畑へ定植。畑のバジルの様子はまた後ほど。

プランターバジルは、7月初旬には結構な束になってきたので脇芽を摘み、いつもの様に水に浸し根出し。その後、問題なく順調であれば畑へ定植。
プランターバジルは、7月下旬にはかなりの大きさに成長するも、???

??何だか、知っているバジルの葉の形と違う気が、、、??
バジルのふんわりと丸っこい葉の形とは違い、かなり細くギザギザ感強め。
でも、香りは間違いなくバジル。
何でだろう…と思いつつも、そのまま栽培続行。

そして、同じ袋から取り出した種を同じプランターで育てて出来上がったバジルの1苗を、6月下旬に畑へ定植した様子。

その後の、トマトとバジルの様子。

プランタートマトは、ほぼ終了状態
同じ種袋に入っていた種から育った、形の違うバジル(なんで?)

左上画像の説明(7月下旬)
青枠:プランターで苗まで成長し、最初に畑へ定植したバジル(ふっくらバジル)
赤枠:プランターで成長中のバジルの脇芽から作った苗を、後から定植したバジル
  (ギザギザバジル)
黄枠:グダグダなとうもろこし

8月に入る頃、プランターバジルはほぼ食べ尽くした。というか、ソース作りなどで多量に使用しあっという間に終了させた。
葉のギザギザ具合は変わらないままだったし、結局原因は不明だった。
そして、プランターバジルが1番葉が細くギザギザ感が強かった。

その後の、トマトとバジルの様子。

トマトは、あの貧弱苗から誕生した脇芽を育て、家庭菜園場へ3苗定植。
あの今にも枯れそうな苗から?と思われるかもしれないが、自分も一時はもう終了させようと根元5〜6cmを残し、上部を切取りそのまま放置していた。
シシトウでの忙しさと酷暑とで、トマトに構う暇も余裕もなく放置してしばらく、気が付くと新たな芽が出てきていた。

何とも健気。
こちらはもう終わっているものと思っていたので、改めて植物の生命力の強さに感動し、そこから苗を生成。
このままプランターで栽培してもまた同じ結果になると思い、苗を作り菜園場に移動させる事にした。

9月中旬頃に菜園場に定植し、10月初旬は画像の様に青々と葉を茂らせた。
めんどくさかったので支柱立てはせず、そのまま地生え栽培。
その後も暖かさが続いたおかげで沢山実を着けたが、結果、色付く事はなかった。
実が着き始めてからは、朝晩が寒くなってきたことも関係あるだろうし、少々日照時間が少ない箇所の菜園場だったという点も、原因の1つだろう。

一応、収穫した青々として硬いトマトはポリバケツへ入れ保管中。
暖かい場所へ置いたり、いただいた色付き始めた他のトマトを一緒に入れたりして様子を見ている。
おそらく昨年同様、色付く事はなくずっと硬いままか腐り始めるかだと思う。
しかし、このまま動向を見守ってみたいと思うので、進展があればまた投稿する予定としておこう。

バジルに関しては、葉形が違う以外は特に問題もなく、どちらも順調に成長し続けてくれた。
他の作物がシカ食害に遭う中、バジルは無傷。多少害虫被害はあったものの、大事になるまではいかず生育にも然程影響はなかった。

ギザバジルは少し早めに終了を迎え、通常バジルは10月下旬頃まで楽しませてもらえた。
ギザバジルは終了後苗を撤去したが、通常バジルに関しては「木質化」した部分のみ残し、そのまま畑内に放置。

<木質化とは>
 状態:茎が木の枝の様に茶色くなり、硬くなること
    多年生植物にはよくみられる
 原因:植物内のリグニンという物質の増加によるもの
 リグニンの作用:植物の細胞の隙間を埋め、硬く強くする
         草を木の様な丈夫な組織に変化させてしまう

本来は温暖な気候で多年生(多年草)として育つバジル。
もしこれで越冬できれば、来春辺りに新芽が出てくるのでは?と思い、現在お試し放置中。
途中気が付けば木質化した上部を触ってみて、もしグラつく様なら根が腐っている証拠なので、その時は迷わず撤去する予定。

ジェノベーゼソース

バジルと言えば、このソース。
数年前には全く興味のなかった、このソース。
出会ってからは毎年欲する様になった、このソース。 ジェノベーゼソース。

夏の定番となった「ジェノベにぎり」にも大活躍のジェノベーゼソース。
ご飯に、梅干し+ジェノベソースを入れ混ぜ込みおにぎりにしたもの。
海苔を巻いても良いし、特製塩漬け赤しそで巻いても良し。

こちらは「ジェノベ梅干し握り赤しそ巻き」

そして、定番はパスタに使用するかと思うが、自宅にはパスタは常備されていない。そう言えば、と思いパスタを購入するが「ジェノベパスタ」を作ったのもそれからしばらくしてからの事。

パスタよりもピザやパンによく使った。

パンの耳にハマり中の時

そして、簡単大好きな「ししたま」にも入れて作ったりもした。
(※「ししたま」とは…卵にシシトウと好みの調味料を入混ぜ、レンチンしたもの)
それから、毎夕のお供「納豆」にも混ぜ込んで食べたりもした。
そんな、ジェノベーゼソース。

また来年も作り食したい!

そして、ジャガイモ、トマト、バジル。
来年はもっと良い状態の物を収穫したい。
だから、再チャレンジ決定。

来年は、更に美味しい物が食せます様に。

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