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チャンスは寝ててもこないし、実はそこらじゅうにある。

■はい、質問です!!



質問1:あなたは運が良いですか?悪いですか?

質問2:あなたは幸せですか?不幸ですか?

質問3:あなたは人生楽しいですか?楽しくないですか?



いかがですか?


話は変わりますが、
先日、専門学校の同級生と新年会という名のミーティングが名古屋市某所で爆裂開催されました。

目隠しモザイクの効果よ。
これだけで心霊写真か何か事件を起こした感がすごいです。

左手前が今ノリノリのK護コネクティブのT本ですね。

画像クリックでYOUTUBEに飛ぶよ!

もう、絶対良い人でしかない顔してます。
そして顔を裏切らず良いやつです。

どう育ったらこんな良いやつが育つんだろうと思います。


KまつYすけ

そしてなんでぼくはこうゆう場でこうゆう服を着た上にフードまで被っているのか。
とりあえずお母さんごめんなさい。


悔しいので、腹いせにT本にモザイクかけときます。

K護CネクTブのTもT


新年会の4人のうち、3人は会社を経営していて、もう1人は介護系でイケイケの法人のナンバー3(たしか部長)。

別に会社経営することがすごいわけでもないし、部長になることがすごいわけではないです。

役職だけでいったら会社経営(社長)>部長みたいに思うかもですが、こまつ的には違います。

社長は自分で株式会社作ったら誰でもなれます。写真の3人の経営者のうち、T本を除く2人(写真右側の私服感満載の2人)は組織になじむ協調性に欠けているため、自分でやりたいことを実現するために会社を作りました。服装から社会性の欠如が伺えますね。


T本は良いやつだから社長やってるんでしょうね。

きっと。


むしろそう考えると、組織に入って組織の上にも現場にも認められて部長にまで昇りつめたMさん(写真左上)が1番まともな人間なんでしょう。この日も遠くからの出張帰りでした。そこら中飛び回ってます。

年齢はバラバラですが、お互い変な気遣いもなく、言いたいこと言い合います。

今回はこの時の新年会で出た話題やそこで感じたこと、こまつが普段から感じていることなどを踏まえて、タイトルにもある

チャンスは寝ててもこないし、実はそこらじゅうにある。

について書いていきます。


■今、目の前のことを大事にしているか?

キラキラPTがカッコよく見えたりするよね…の巻

4人で話した時も話題になったけど、4人ともPTになりたての時に社長や部長になろうなんて考えてもいません。

出世が目的の人生って楽しいの?

こまつなんて、実際独立する半年くらいまで独立なんて考えていませんでしたし。

キャリアデザインなんて考えたこともありません。
てかそんな言葉もここ数年出てきた言葉ですよね。

約20年前のこまつは、
卒業後は病院か介護施設か?
初めは病院!と思っていたので、急性期か回復期か療養かクリニックか、くらいの選択肢なわけです。

今は色んな働き方がありますし、自分の働いている組織以外がどんな感じなのか?日本中のPTがどんな活動をしているか?をSNSで知ることができるんですよね。

こまつがPTになる当時はSNSはまだまだ普及しておらず、LINEもない時代でした。

だから情報、といっても学校の先生か先輩の話くらいしかないんですよ。

知る限りの先輩は病院に就職をしているから、PTは病院に就職するものだ!くらい選択肢が狭かったんですね。


今はSNSが普及し、PTの働き方も20年前を思えばかなり幅広くなったと思います。
さらには病院や施設に勤めるよりも、なんか真新しいことやってるPTっぽくないPTがキラキラしてカッコよく見えたりもします。


「他の人がやってないことやってるオレカッコいい症候群」の図

T本も言ってましたが、

「若くして経験値がないままでフリーランスになって成功しているPTはほとんどいない」

「バイト色々してて、強みと言っていたことで稼げている人がいない」

ってのが現状なようです。
でもかなり少数ですが若くして成功しているセラピストも知り合いにいます。


若い頃(3〜5年目くらい?)に、自分はこうゆう分野/手技に長けていると思っていたとしても、まぁ95%くらいの人は「井の中の蛙」状態なわけです。

ドラクエやらのRPGの最初の町の周りでスライム倒しまくって、

「オレって凄いんじゃね?!」

ってイキっているイタい奴に他なりません。

悟空たちが天下一武闘会に参加する前のミスターサタン状態です。
(ミスターサタンは、いわゆる一般人の格闘技の世界チャンピオンなので実は雑魚キャラでは全然ありません。そして明らかに強い悟空たちに普通に対等に関わるメンタルとコミュ力は神です。)


特に若手のセラピストの場合、3〜5年目くらいで新卒で入った職場であれば、セミナーや学会で外の世界のセラピストと関わらなければ、比較対象はその職場のセラピストしかいません。あとは同級生くらいですかね。


その職場で絶対にすぐには追いつけない…と痛感せざるをえないスーパー先輩セラピストでもいない限りは、周囲よりちょっとできれば「できるやつ」扱いされて調子に乗っちゃう人もいるんでしょうね。


こまつも2年目には調子乗ってましたし(笑)

そして調子乗るために裏で必死に勉強してました。
かっこつけ精神豊富な小学生みたいな。


ただ、こまつは職場に恵まれ簡単には追いつけないような師匠2人と最初の職場でも出会えましたし、実習で臨床バリバリ結果出している多分PTなら絶対聞いたことがあるであろう超有名PTさんがいる病院が実習先だったこともあって「できるPT」の基準を高くできた、ことが良かったなぁと今となっては感じます。


キャリアデザインとかの前に「目の前のこと」ちゃんとやってる?

若手セラピストさんであれば、

将来どんな分野に進んだら良いか分からない
どんな分野が向いているか分からない

という人が多いんじゃないでしょうか。


または、
ホントは〇〇がやりたいけど、今は▲▲の病棟に配属なので勉強できない
(例:神経疾患が学びたいけど、今は呼吸器病等)
という方もいるでしょう。

上記のどちらの場合でも、

今の場所でまず学べることを学ぶ

姿勢が大切だと思います。


どんな分野に進みたいか、向いているか?なんてやってみないと分かりません。

学んでいるうちに段々とその面白さや深さに気づけることもあります。

スポーツとかゲームとかでも、暇つぶし程度に始めたらいつの間にかハマってた!なんてこともあります。

まずはやってみる、ことが大切です。

興味が薄い分野の病棟・職場に配属されても腐らずに、そこで学び尽くすつもりでやった方が良いです。


神経疾患の方に関わる場合でも、高齢者の方であれば、心疾患や呼吸器疾患、腰や膝の痛みなどの運動器疾患をもっている場合も少なくないです。リスク管理の面でも主要疾患以外の知識・経験は絶対に患者さんにとって役立つ場面が出てきます。


将来的にも色々な分野を経験していれば、転職する時にも選択肢の幅も拡がりますしね。


どんな場面でも、
与えられたこと」をまずはちゃんとやれるか?
は大切です。


与えられたことをちゃんとやれない人を上司や周囲の人は信頼すると思いますか?

つまんなそうに仕事する人ってカッコ悪くない?

自分の希望と違うとこに異動して

・腐っているAさん
・その環境でも一生懸命やっているBさん

がいた場合に、

あなたが上司だったら、
次の異動でどちらの希望を優先してあげたいと思うでしょうか?

どっちのボーナス査定をよくしたいと思うでしょうか?

何か新しいプロジェクトを立ち上げる時にどちらに声をかけたいと思うでしょうか?

まぁ分かるはず。



もちろん与えられたことができる、という先には
・与えられたことをより速く、正確にできる
・与えられていないことにも気づいて行動する
・他の人のサポートができる
といったこともあります。

臨床力も同じです。セミナーにでたり、文献を読むのももちろん大事ですが、

目の前の患者さんに向き合っているか?」が一番大事ですよね。

だってセミナーや本で勉強するのも、患者さんに少しでも良くなって欲しいからですよね?


目の前の患者さんが前回の介入時よりも、
少しでも前進しているのか?

前進してないなら、
他に何か見落としていることはないのか?

前進しているなら、もっと前進するには何が必要か?

を試行錯誤し続けることが一番大切だと、こまつは思ってます。


目の前のことを少しでも
良い方向にいくように行動し続ける

ことが大事だと思います。

自分では一生懸命勉強してる、考えてると思ってもそれを評価するのは自分以外の誰かです。

リハビリであれば、良し悪しを評価するのは患者さん・利用者さんですし、
職場であれば上司です。

その評価が良くないようであれば
あなたの頑張りは独りよがりであったり、
努力の方向が間違っているサインです。
自分の考え方や行動を見直すきっかけです。


相手の評価を高めるには、

相手(患者さんや上司)は何を望んでいるのか?何を基準に良し悪しを判断しているのか?

を知らないといけませんよね。

そうなると相手と関係性を構築していく必要があります。

そうコミュニケーションです。

相手のことを知れば知るほど、相手が満足する、喜ぶ確率を高くできます。(もちろんリハビリではそこに技術を高めるのも絡んできますが、技術だけあってもそれを押し付けるだけであれば結果も伴いません)


リハビリでも職場での振る舞いでも、
昨日よりも今日、今日よりも明日と、
毎日毎日目の前のやるべきに向き合うことが、周囲からの信頼を積み上げていくことに他なりません。

その信頼が、のちのちのチャンス(昇給や出世、希望する異動先への異動、先輩から認められ後輩からも信用されるセラピスト)につながってくるわけです。


仕事って人生で多分、
一番長い時間を費やすイベントじゃないですか。

どうせなら、楽しくやった方が良いとこまつは考えますし、楽しくないなら「どうしたら楽しくなるのか」を考えて実践した方が毎日ワクワクできるじゃないかと思うわけです。


仕事が楽しくないって言ってるのに、
昨日と同じようにやってたら、
同じように楽しくない1日になるわけです。

だったら今日は、
「これを変えてみよう!やってみよう!」と
何か変化を作り出さないと変わるわけないですよね。

楽しくない、を作ってるのは自分の思考と行動なわけです。

今の思考・行動で楽しいと感じないなら、
どちらかだけでも変えてみないと始まりません。

■チャンスは実は身近にある

チャンスは実はたくさんある、気づいていないだけ。

現状に不満があるのに、何も変えないの?

楽しくない、満足できていない、不幸だと感じるのも自分の思考と行動の結果なわけです。

もちろん行動を変えてみて、
絶対上手くいく保証はないです。

やってみたら怒られたり、失敗することもあります。

でも怒られる・失敗するのを怖がって
行動を変えないなら…


楽しくない・不幸な現状を維持したい

ってことになりますけど、それ選んでるってことですよね?!
ってこまつは思うわけです。


行動を変えて怒られる・失敗するっていっても、
クビになるとかなんてほとんどないじゃないですか。

多分10年後には覚えてもいないようなレベルのことがほとんどでしょーよ。

なんか失敗するって恥ずかしいもんね。

怒られる・失敗するなんて当たり前です。

特に若い頃なんて知識も経験も少ないんだから。

PT20年目のくらいのこまつも臨床で毎回上手くいくわけじゃないですよ。

でもとある介入で失敗したら、それってすごいチャンスなわけですよ!

だってこの方はこの介入では上手くいかない、
ってことが分かったんですから。

そしたらこうゆう場合の別の方法を考えるわけです。

例えばそれで19回失敗して20個目の介入で上手くいったとします。

じゃあその上手くいかなかった19個の介入はダメかというと「目の前の患者さん」には合わなかっただけで、他の患者さんでも上手くいくかもしれないんです。

そうすると、19回失敗したことで「20個の介入のバリエーション」を得られたわけです!

失敗=ダメ、ではなく
失敗=その方法がダメなことに気づくチャンス、でございます


上司や先輩に怒られた時にも、

「自分が何か間違ったことをやった・言った」
「自分の正しい・良いと思ってることは、他の人からみたら良くない・迷惑なことかも」

に気づくチャンスなわけです。
(ブラック職場で理不尽に怒るやつはスルーしようねw)

怒ってくれる・叱ってくれる人ってなかなかいないですよ。

実は毎日チャンスは転がってる、というかチャンスしかない

行動/介入、言葉、表情を何か変えれば、
相手の反応も変わるよ!

自分が成長するチャンスは、
自分の行動を変えるだけで得られます。
変えただけでいつもと違う結果が生まれるんだから。

しかも、なんつったって
タダでできるのよっ!

行動や関わりを変えることで、相手の何が変わったのか?をいつもより注意深く見る、相手の言葉をちゃんと聞くようになる。

いつもより注意深く見る、聞くことで新たな発見もあるかもしれない。

こちらが意識するだけでも、見逃していたこと聞き逃していたことに気づくかもしれないですね。

明日、何か1つでも行動を変えてみてくださいませ!


■こまつようすけの活動 

愛知・岐阜・三重の脳卒中の方の自費リハビリや、
東京や名古屋を中心にセラピスト・介護職向けのセミナー、
名古屋市南区でデイサービスを運営しています。
(こまつの活動やセミナー情報はこちらから)

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