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感覚を研ぎ澄ませる練習

最近、目の前のことだけに集中する練習をしている。


こう言われると「当たり前のことだ」と思われるかもしれない。



しかし、ご飯を食べる、テレビを観る、映画を観る、本を読む。こういった何気ない行動に人はどれだけ集中しているのだろうか。



一日の中でよくする行動を見直すと、わたしはご飯を食べているときにテレビを観て、ドラマを観てるときにケータイを見て、と色んなことを同時にやっていた。



これは結局どっちにも集中できていない証拠で、テレビを観ながら食べたご飯の味を思い出せるかと言われたら曖昧だし、ケータイを見てしまったせいでドラマを観ていても何度も録画を巻き戻して集中しなおすというロスがあった。



目の前のことに集中できていないことで、わたしは本来の感動や味わいを半減させてしまっていたのだと思う。



ご飯を食べながらテレビを観ると、満腹感も得られなくなってしまうという記事を見たことがある。中途半端に過ごしていると、感覚が鈍ってバカになってしまうのだ。一日の行動でこの中途半端を繰り返すことほど、もったいない時間の使い方はないだろう。



ずっと集中しつづけることはとても難しいが、何かを同時にすることを避けるだけで、目の前のことだけを考えられるし、無駄に脳を使う必要がない。

何よりも、目の前のことだけを考えて時間を過ごすと、終わったとき今まで以上に充実感が得られる。



自分の中のいろんなことをシンプルに、簡単に、クリアにしていく作業をこういう日常生活からも取り入れて、もっと感覚を研ぎ澄ませていきたい。

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