建築物語５　水の都ブルージュ

今回は建築ではなく、都市を紹介します。

ブルージュ（Brugge）はベルギーの首都ブリュッセルから北東に９０キロに位置する、運河に囲まれた美しい街です。

日本語表記だと、ブルッヘなどと呼ばれることもありますが、音の響きがよいので、ブルージュ表記のほうが好きです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%83%98

ブルッヘ - Wikipedia

ヨーロッパ周遊を計画した際、ネットで調べていると、ブルージュの街並が目に飛び込んできました。

美しい運河、古い町並み、おいしいビール、これは絶対行きたいと思い、パリから強行でブルージュ入りを果たすことができました。

ブルージュは、旧市街が運河で囲われた街です。新市街は運河の外側にあり、観光地としては、やはり旧市街が見どころとなります。街のいたるところに水辺の空間があり、その町並みは世界遺産に登録されています。

僕の持っていたガイドブックでは、南のベネチア、北のブルージュなどと書かれており、運河が生活の一部となっているようです。運河に面して建物の出入り口があったり、街中の移動手段として船を使っていたり。

余談ですが、運河で囲まれた街というと、僕はドラゴンクエストのリムルダールの街を思い出します。

この街は、小さいながらも、ヨーロッパの街並みのイメージがぎゅっと詰まっています。

石畳、路地、広場と朝市、路上のカフェ、教会、魅力的なショーウインドウ。

観光客がいっぱいですが、建築物の抑えた色彩のせいか、落ち着いて静かで、運河がゆったりと流れている。。そんな印象を受けました。

ネコもどことなく落ち着いて、気品があるような。

外周の運河沿い。風車もあります！空がきれいです。

馬車はお金を払えば乗せてもらえます。自動車は旧市街ではほとんど見られません。（生活する人の車は少ないですが通っているようです。）

道（路地）が狭いので、窓辺がショーウインドウになり、見てて楽しいです。

運河沿いに、水鳥の羽を休める芝生広場もあります。しかしヨーロッパの芝生は色が落ち着いていますね。

ブルージュに建つ住宅。屋根の頂部が煙突になっている白壁が美しい家です。

チョコレートも、ビールも堪能しました。

ベルギーで訪れた都市はブルージュだけでしたが、良い街だったなと、今でも鮮明に記憶に覚えています。街のいたるところに樹木があり、夏に訪れると運河の街並みに樹木の緑が加わって、また冬とは違った美しさなんだろうな、と思いました。

ぱなおとぱなこ

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