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EP.27 rakachi

【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】
 この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。 
 私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
 私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。 
 本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。 
 この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。

※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。


1. プロフィール

・bboy名:rakachi
・職種:ダンスインストラクター(21歳〜)、ダンサー
・年齢:26歳
・ダンス歴:9年(高校生〜)
・レペゼン:姫路

2.ブレイキンを始めたきっかけは?


 ブレイキンを始めたきっかけは、昔スタードラフト会議というテレビ番組を見たことです。
 その時期が高校2年生の頃でした。そこで見た九州男児やMORTAL COMBAT(以下:モーコン)に衝撃を受けました。小学生でも頭で回ったりしていたのでね。 
 実は、今得意な技となっている、ウインドミル→2000(※1)やウインドミルからの上げ技は、当時そこに映っていたISSEIくんを見てかっこよくて、練習し始めました。笑
 それから地元の近くでダンススタジオを探してみると、今自分もレッスンさせてもらっているスタジオ「トラックス」を見つけました。
 そこに行ってみるとモーコンのYoshitoさんが講師でした。たまたまダンススタジオに行ったら、まさかテレビで出ていた人だったので、「えっ!マジで!」ってなりました。笑
 しかも、Yoshitoさんの家から自分の家まで自転車で5分ぐらいの距離感でした。
 スタジオの体験に初めて行った時、Yoshitoさんのウインドミルやサンライズ(バックスピン→ターバンで最後ピタッとフリーズする動き)を目の前で見てめちゃやばくて、見た瞬間に、速攻で習おうと思いました。

※1:ブレイキンの技の一つ、両手を重ね、逆さまの状態で回転する技

ターバンをしているrakachi

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