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コロナで変わる新しい働き方

徳川家康の後半生は失業者対策に悩んでいたのではないだろうか?

前半生は戦争に追われ、部下も戦場で活躍する武将が必要でした。

しかし、豊臣秀吉が天下統一すると戦争がなくなり、そういった武将の活躍の場面が減ります。

そこで、豊臣秀吉は朝鮮に出兵することで失業者対策を行いますが、失敗します。

そういった中、豊臣家では、石田三成と加藤清正、福島正則らが対立し、そのすきに徳川家が天下を乗っ取ります。

それまで、戦争をするのが仕事で、活躍すると出世する社会だったのが、関ケ原以降は、平和になり活躍の場を失い武士は仕事をする場を失います。

徳川家康は、武士を行政官、今でいう公務員的な仕事をするよう変えていきます。

しかし、徳川家でも本多正信は非常に家中でも評判が悪かったように、今までの価値観で生きてきた人にとっては、なかなか難しい価値転換だったのではないでしょうか。

さて、現在の私たちも新型コロナウィルスの影響で大きく働き方が変わりました。

それは、在宅勤務やオンラインミーティングが増えたとかいう表面的なものだけではないような気がします。

今まで慣例でやっていたことができなくなり、それっていらなくないというものがあぶりだされてきています。

私が新入社員のころは、新規の飛び込み営業をバンバンやっていましたが、もうそれをやる事会社はほとんどなくなるでしょう。

それはそれで、度胸がついたというかやる意味はあったと個人的には思いますが、今は先方が知らない人と会いたくないと思っているでしょうから、営業どころではありません。

訪問営業自体も減り、オンラインでの営業も増えていくことでしょう。

そうなると移動時間が短縮され、時間の使い方が変わります。

営業マンの数自体も減る事でしょう。

そもそもつぶれる会社もたくさん出るでしょう。

このように、今まで必要とされていた仕事が減り、失業者が増えることが予測されています。

しかし、その代わりに新しい仕事が必要とされます。

それがいったい何なのか?

ということで、アフターコロナを生き抜くためのセミナーとか最近よく見かけますが、大事なのは自分で考えることではないかと思います。

セミナーとかでヒントをもらうことも重要かもしれませんが、方法教えてと依存するのでは、それこそ生き抜くことはできないのではないか。

私が子供のころは、いい大学出て、いい会社に入ってというのが当たり前に言われていました。

そういったテンプレート的な成功法則というのは、もう時代的に遅れていると思いながらも、でもやっぱり子どもには偏差値のいい大学に入ってほしいと思いがちです。

働き方が変わるのであれば、その前段階の教育も変える時期が来ているようにも思います。


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