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レース開催する上で

JCFが全日本ロードレースの大会の中止を宣言した翌日、JBCFがロードレース開催を宣言した。

え?
と思われた方も少なくないだろう、では開催するにあたってどのような問題があり、開催の可否が決まるか?がポイントとなってくる。

レースイベントを行う上で大会運営は様々な準備段階が必要となる。
場所を借りるためには、地方自治体と連携しなければレースは運営するスタート段階まですらいけない。
7月上旬にレースの予定があった広島大会、まだ緊急事態宣言が解消されていない時から、水面下で開催の可否について話し合いがされていただろう。
緊急事態宣言が「解除される見込み」前提での話だっただろうが、話は流れてしまった。

今回の全日本選手権も、同じく広島県での開催
自粛解除後ではあったが、イベント自体の前例がなく(よくある断り文句)前向きな意見が出なかったと考えるのがこの流れだろう。

実際現場の問題としては、運営係員の暑さ対策(広島は非常に暑い)
選手が密になることはほぼなく、問題となるのは選手の走行中の汗が走行中に後者に飛ぶこと、咳、口に虫が入った時など、唾を吐くことも考えられる。

この辺りのガイドラインを主催者がしっかりと提示できないと、今後のイベント開催も難しくなってくるだろう。
スポーツは我々人々には長い期間楽しまれてきた文化であり、その必要性はASOがツールドフランスを開催すると宣言した中にも出てくる。

感染者数は5月中旬からほぼ感染者は出ておらず、医療への圧迫は考えにくく、時にレースの行われる東広島は極めて少ない感染率となっている。
となると、今回のレース中止のポイントは、感染者の多い地域や、それ以外の県からの移動、開催にあたってのガイドラインが焦点になったのだろう。


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