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ご縁が素敵ノォト❷(播州織のこと)

3月24日~26日は、

姫路の「proper_ingredients」(アイスクリームと焼菓子のお店)にて、
テキスタイルデザイナー、大塚さんの新柄のお披露目展示会でした。

今回、新柄は、なんと「姫路城」をモチーフにしたデザイン。

ブランド「niki*」は、兵庫県の綿織物「播州織」の産地で、
職人さんとともに作るオリジナルテキスタイルのブランド。

織機(しょっき)再生プロジェクトを経て、改めて自身が住む街と播州織を繋ぐ何かを作りたいと想いが大きくなり、生まれた「お城柄」です。

大塚さんの挨拶文より

織機再生プロジェクトを、およばずながら「いち仲間」として見ていたわたしにとっても、少なからずうれしいお知らせでした。

早速、3月24日の雨の日、
展示会に伺いました!

姫路城から西へバスで10分ほど。好みすぎる、、、
大塚さんのアイコンともいうべき「うろこ柄」も
正面から。めちゃくちゃおいしかったです!
塩麹のスコーンは、人生いち、おいしかった。
デザイナー大塚さん。お城柄のボトムがかわいい。
お洋服、バッグ類も充実 (椅子、オシャレだな、、、)

大塚さんとは、
2019年の秋、神戸のアパレル会社「インプルーブ」が主催する、
「リンキング講座」で出会いました。

あの頃、かぎ針編みの講師の資格を取得した頃。

ニットの知識に足しになるならば、と参加したのでした。
(リンキングとは、ニット製品の縫製方法)

画像蔵出し。リンキング機
くしにニットをさしこんでいく。ムズイのよ
ほぼ先生にやってもらう笑

打ち上げの会で、いろいろお話をさせていただき、
それからSNSで繋がり、大塚さんの活動を見守っていました。

その後、そんな彼女が立ち上げたプロジェクトがすごすぎて。

わたしは「漢(おとこ)・大塚」を見た気がしたのです。

彼女が立ち上げたプロジェクトがひとめでわかる画像がこちら。

「織機再生プロジェクト」



綿ぼこりにうもれ、稼働を停止して、寿命がつきたように見える
ジャカードカラミ機を、
大塚さんは部品を探し、作り、新たに命を吹き込もうとしたのでした。

希少な織り方のできる播州織の技術を、後世につなげていくために。

ただもう、
写真でもわかるとおり、
この織機を目覚めさすのは、生半可なことではありません。

まずは、作業場の掃除からはじめられたのですが、
なんとわたしも、一度参加させていただきました。

首にtamakiniimeさんの播州織スカーフ巻いてますが、喧嘩売ってるわけではありません^^;
播州織が好きなのだ。
部品をひたすら磨く
デザイナーというより、もはや職人??
磨いていた部品
織物工場の盛んだった西脇付近は、こんな風景です

わたしが参加した動機は、
当然微力ながらも力になれたら、という想いと、

何よりも現場がどんなところか見たかった!知りたかった!
というのがあります 笑。

その後も参加したかったのですが、
自身の試験勉強の追い込みとなり、参加できたのは一回でした。
(微力すぎて申し訳ない)

その後も、テレビや新聞に取材をうけながら、

地道に、長い時間をかけて、織機に命を吹き込んでいった大塚さん。

織機が稼働しはじめたときは、どんなにうれしかったことでしょうか。

心細い、先が見えない獣道を、よく折れないで、情熱をつらぬきとおしたなぁと、精神の面でもリスペクトせずにはいられません。

本当に、おめでとうございます。
ただただ、おめでとうございます。



展示会のお話に戻って。

わたしは、お城柄のストールがほしくて、
鏡を見ながらブルーと赤と、あわせていました。

やはり赤が顔映りよく、

「赤にする」

と言ったとたん、髪をむすんでいたゴムがパチン!と勢いよく切れました。

実は、リトルが好きだろうと思っている色が赤です。

なので、赤に決めたことがうれしかったのではないかと思っています。

たっぷりの要尺、なおかつ正方形型のテキスタイルは、
首に巻いただけで存在感を放ちます。

他、わたしはサコシェと手提げ袋を購入しました。

ナチュラルテイスト、北欧テイストがお好きな方は、
きっと気に入られることと思います。

PRではありませんが、
画像見ていいな、と興味持たれたら、下記や、
インスタの織機再生プロジェクト、ご覧くださいませ。

ただただ、好き、というピュアな情熱。
改めて刺激を受けています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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