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Welcome home!!

やっと晴れました!
やっぱりカリフォルニアはこうでなきゃ!というお空の色と広さ。
疲れた心を奥深い所から優しくデリケート洗いしてくれる。

日本とアメリカを行き来するようになって、「どっちが好き?」とよく聞かれるようになった。「どっちも良いよ。」とシンプルに答える。

なんというか、良い悪いではなくて、そもそもの土台が全く違うのだから、比較する事自体、あまり意味がない。赤土と黒土みたいな。

そこで出来るトマトはトマトなんだけど、形・味(酸味と甘味のバランス)・サイズ・皮の厚さ・ジューシーさ・生育速度・風雨や虫への耐性などなど、全部違ってて、誰がどのトマトが好きなのかも人によって違う。何の料理に使うのかでも違ってくる。そんな感じ。

飛行機(米系)を降りて蛇腹廊下を歩いていたら、係のおばちゃんが”Welcome home!!"と言ってくれた。なんだか、とても嬉しかった。
日本に帰っても家族や友人が「お帰り〜!」と言ってくれる。
そっか、、、、私が居る所がホームなんだ、と気付いた。

Global Entry Permit を取得してから初めての入管。
最近、アメリカの主要空港でのアジア系女性一人の入管は厳しいと聞いていたので日本の英語コーチと質疑応答のシュミレーションをしておいた。

列は3列。右から外国人・アメリカ市民(GC保持者もこっち)・そして一番左がGEの人。列には誰もおらず、前を歩いていた学生のような若いお姉ちゃんが颯爽とKioskへ向かう。

そっか、飛行機がランディングした時にCAさんが「アメリカの入管・検疫手続きは全てデジタル化されています。記入する用紙はありません。」とおっしゃっていたのでコレかな?

マシンの前に立つと勝手に顔をスキャンされ、グリーンのマークでピコリン!とチェックマークが入った。いやいや、まさかこれだけやないやろ。
お姉ちゃんはこれまた若いお姉ちゃん入管さんと少し話してもう向こうへ行ってしまった。はっやっ!

入管お姉ちゃんがニッコリ(そもそも入管係官がこんな愛想がいいのがレアケース)手招き。パスポートを渡し、「食べ物は持ってきた?」と聞かれたので「家族にクッキーやライスクラッカー(せんべい)を。日本のスナックを楽しみに待ってますので。」と言ったらお姉ちゃん「日本のスナック美味しいものね〜!」って。

「他にお酒やタバコは?」「タバコは嫌いだし、お酒はさっき飛行機で缶ビール一杯だけ飲んだら飛行機が揺れてゲボってしまいました。」と言ったら、お姉ちゃん笑いながら「はよ、お家に帰り。お大事に。」とパスポートを返してくれた。

「あれ?指紋とかは?」と聞いたら「必要ないない、早よ、帰り(笑)。」
わお!GE最強、最速。ターンテーブルの荷物よりも早かった。

二子のお迎えでフリーウェイを南下。
道幅、トラックの巨大さ、運転の乱暴さ、ポンコツからテスラまで様々。
うん、これこれ、このテキトーさ、いいなあ〜。

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