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【高校生だった私のがん闘病記 No.1】脳腫瘍だと分かった日

こんにちは、まいです!

これから6つに分けて
私の治療内容について詳しくお伝えしていきます!

今回は
病気が見つかったきっかけ~手術前のこと
を紹介していきたいと思います。

自己紹介

はじめまして!まいです。

高校1年生の時に脳にがんが見つかり、
2年ほど治療生活を送った経験があります。

現在では完治して後遺症はあるものの
元気に過ごしています。

そして、治療の不安を少しでも軽減させたいという想いで
noteに記事を書き始めました!

この記事を読むと

・病気が見つかってからどんな流れで
 手術になったのか

・どんな手術内容だったのか

・手術前に言われた術後の後遺症は何だったのか

などについて知ることができます!

これから治療を進める方や
治療中の方でも何か参考になれば
嬉しいです。

1.見つかったきっかけ

高校1年生の時に
脳腫瘍が見つかりました。

きっかけは、ドッチボールでした。

体育の授業で頭にボールがぶつかり、
強い頭痛と吐き気がして

保健室の先生に
病院に行きたいと相談して

脳外科に行って
MRI検査をしたところ
脳腫瘍が見つかりました。

2.自覚症状


実は元々光に目が弱く、
太陽や電球の光から眼精疲労になり、
頭痛をよくおこしていました。

そして
病気が見つかる数か月前に
眼精疲労からの頭痛で吐いたことがあり
眼科に行っていました。


しかし
異常なしと言われ、
気になるようなら脳外科に行くように
勧められました。

ところが
眼科で異常がない時に脳外科を勧められることは
一般的だと親に言われ症状をほったらかしていました。

主治医いわく
眼精疲労からの頭痛は自覚症状ではないらしく、
自覚症状なしで見つかったみたいです。

と言われているのですが
手術してから頭痛が減りました。

手術前までは頭痛が結構あり
特に夏は太陽光からの眼精疲労で
吐き気や頭痛があり外出を控える程でしたが
今までは月1,2回あった頭痛が年に1度程に
大幅に減って快適に暮らせています。

3.初めての脳外科

初めて、脳外科に行って問診したところ

何もないでしょう

と言われてしまいました。

たまたまMRIの予約が空いていたので
検査してみるか聞かれて
念のため検査することにしました。

はじめてのMRI画像の右脳には
大きな腫瘍が映っていて

先生から

この大きさは手術しないといけない
詳しい検査を受けないと病名は分からない
進行しているのかどうかもわからない

と伝えられ

明日大きな病院に行くように
紹介状をもらいました。

(ちなみに薬の処方はなかったです)

4.初めての大きな病院


翌日、大きな病院に行き、初めて主治医に出会い

大きな腫瘍だから手術は必要だね
もう少し小さければ薬の投与で治すこともできるんだけど
病名は手術して腫瘍を取り除いて検査をしてみないと分からない

手術は早くても3~6か月後になりそう

と言われました。

そして
頭部のMRIや基本的なCTや血液など
いろいろな検査をして

翌週に
PET検査という
がんが他の部分にあるか探す検査をするための
入院をすることになりました。

5.急遽決まった手術日


検査入院の後、
急遽手術に空きが出て
2週間後に手術をすることが確定しました。

それまでの間も検査して
主治医が手術の説明をしてくれました。

手術方法は開頭手術。

頭を開けて腫瘍を取りだす手術の事です。

脳が腫瘍になってしまっているので
腫瘍になってしまっている脳を
取り出す必要があると言われました。

私は、右脳の真ん中あたりに腫瘍があったので

・左の体の運動機能
・空間能力
・デザイン能力

に支障が出る可能性が言われました。

具体的に言うと
手術をすると

・左の体が動かなくなるかもしれない

・絵が描けなくなるかもしれない

・積み立ててある箱の数を数えられなくなるかもしれない

・服の着方が分からなくて服を着れなくなるかもしれない

・空間能力が衰えてよくぶつかるようになるかもしれない

と言われました。

手術したところはホッチキスで止めるよ
など

時間たっぷり説明してくれて
他に聞きたいことや不安なことはないか
聞かれました。

主治医は

いくら聞いたって不安あるよね
また何でも聞いてください

と言ってくれて

入院の説明を聞いて
手続きをして

手術日の2日前に
入院することになりました。


退院は手術など状態が
分からないから未定でした。

手術日2日前に入院して
2日間基本的な検査を沢山受けて
沢山の同意書の記入しました。

6.手術当日
手術の予定時間は8時間で
手術日当日は8時に手術開始でした。

病室で手術着を着て
朝7時半ぐらいに手術のための
ビタミンの薬を飲んで

手術のエリアに入りました。

髪の毛を全部ネットに入れて

手を洗って

寝落ちしたいぐらいあったかい手術台に乗って

尿道カテーテルを入れて

点滴して

全身麻酔して

手術が開始されました。

6.経験からのアドバイス

何か気になる体の不調などがある時は
病院に行ってみる、検査してみるって
大事だと思います。

検査してみて
異常なしならお金は使ってしまっても
健康だから大丈夫だということ。

これから生活が変わることも
医療費により多額のお金が
失われることもありません。

もし異常があったなら
身体の異変に気付いてすぐに病院に行って
病気を早く見つけることが出来たら

生命の危機を乗り越えやすくなるかも
しれません。

脳神経外科は高校生の自分にとって
馴染みがなく行くのに躊躇いがありましたが
行って、検査してみてよかったです。

また
婦人科に行くってもっとハードルが高いですが
生理のPMSなど婦人科の疾患って多いし

取り返しのつかない状態になる前に
病院に行ったり、相談したり
検査を受けてみるのが超大切です。

恥ずかしがったり
健康かもと躊躇わずに
検査するのがおすすめです。


次回は手術中~術後について紹介していきます!

術後に起こる症状などを知ることで

『手術前の心構え』ができるので

・手術してから後遺症が起きても動揺しにくくなる

・経験者の後遺症の症状や治るスピードを知ることで
 自分の後遺症が普通なのか知ることが出来て
 術後に症状が起きても不安になりにくい

・事前知識をつけることで
 術後にメンタルを崩しにくくなる

といったメリットもあります。

次回配信をお楽しみに!

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