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インテリア?何それ?美味しいの?だった私たちがインテリアにこだわった話2

この記事は、下記の記事の続きになります。
こちらを先に読むことをお勧めいたします。

インテリア?何それ?美味しいの?

と思っていた私が、家のインテリアをこだわって知ったインテリアのことを書いております。
モノというより、部屋全体を素敵な雰囲気にするための理論の話です。

前回は、部屋の色バランスについて書きました。
今回は、素材のことについて書きます。

お部屋の色バランスが何となく決まったら、次に考慮すべきは素材です。
ここでは、我が家のシックモダンテイストを例に書きます。

1  素材にも統一感を

色の原則を守った上で、素材に統一感があれば、比較的どんな素材感でも、いい雰囲気になります。
一般的な日本の家は、木と布が多いです。あと紙。家具屋さんに行っても、木製の家具がほとんどなので、木で統一したら、綺麗にまとまります。

注意が必要なのは、木以外の部分かと思います。

例えば椅子の脚だけ金属だとすると、少し一体感が損なわれるので、チェストの引き出しの取手を金属にするなど。テーブルの脚も金属にするのもよし。

ガラスは窓があるので、どんな部屋でも合います。

木やプラスチックのような、元の部屋にある素材以外の家具を招く時は、共通の素材があるものをチョイスするのが良いです。

2  素材が生み出す効果

木や布、レザーといった、植物や動物由来の素材だと温かみが出ます。ナチュラルテイストにピッタリです。

逆にクールさやモダン感を出したかったり、生活感のない部屋を理想とするなら、素材は無機質なものがいいです。

例えば、金属、プラスチック、石、ガラスなど。

我が家のシックモダンも、モダンさを実現するために、できるだけ無機質な素材を多めに取り入れています。

我が家の場合だと例えば、ダイニングテーブルは、セラミック(陶器)の天板に金属脚のもの。照明はメタルのシェード、テレビ台は前面がガラス。ソファはファブリックだけれど、脚は金属脚。

ソファがレザーだと、椅子もレザーとか、何かレザーのアイテムを他に混ぜた方が統一感が出ます。

3  素材がどうしても選べない場合

大理石などの石だと高価だったり、ガラスだと割れるので危ない、などあると思います。

そういう時は、そういう柄のものを選べばいいんです。

我が家の壁紙は石目調です。石っぽい柄。
ダイニングテーブルもちょっと大理石っぽい柄。
食器棚は、メタリックなフィルムが貼ってある木製です。

安っぽく見えるのでは?という疑問のある方もおられるかと思います。
ですが、街中の飲食店や洋服屋さん、雑貨屋さん、美容室など、気にしながら見てみればわかります。大体は柄で対応しているので大丈夫です。

統一感をちゃんと意識して、一貫してデザインすれば、ちゃんといい感じのお部屋になります。

4  あとはデザイン

デザインのことがよくわからなくても、色と素材のバランスを調節すれば、もうほぼほぼ、理想に近づいたと思えると思います。

ここまで来たら、あとは部屋のテイストに合う好きな雑貨を置いたりすれば、いい感じに仕上がると思います。

デザインは、正直何でもいいんだと思いますが、我が家がちょっと工夫したところを書きます。

①照明

照明だけでも書くことが沢山あります。
シーリングライト、間接照明、ペンライトライト、スポットライト、スタンドライト、シャンデリアなど、照明の形でも部屋の雰囲気が全然違います。

スポットライトやシャンデリアは自宅の照明としてピンときにくい方もおられるかもしれませんが、スポットライトは、人に当てるのではなく、壁に当てて反射させて照らすと、自宅の寝室などにも合う照明になります。また、シャンデリアはゴージャスなものじゃなくても、光源が複数あるライトはシャンデリアに含まれるので、リビングのメイン照明でも意外と違和感がないものがあります。

光の色も白色系、暖色系で違うし、光量でも様々なので、部屋のデザインとして大切です。

②カーテン

我が家はバーチカルブラインドを採用しています。ブラインドは白色ですが、デザインが変わっていてアクセントになっているので、メインカラーとしてはシックモダンではないですが、デザインで部屋の雰囲気を支えています。

③バーチェア

はじめに断っておきますが、自宅でお酒は一滴も飲みません(笑)

オープンカウンターなので、バーチェアを置いています。
インテリア的にもアクセントになってモダン感を出しています。
絵画やモニュメント、小物はあまり置いてないですが、あえていうなら、バーチェアはインテリアですかね。

焼肉をたまにバーチェアでやります。もう、焼肉屋さんです(結局ご飯の話に帰着する)

5  やってみて感想

何となくオシャレ、を因数分解していくと、ちゃんと言い表せるモノで成り立っている。
それがインテリアをこだわってみてわかった最大の気付きだったと思います。

シックモダンを選んだ理由は、たまたま行った温泉宿がシックモダン調でとても落ち着けて、リラックスできただけでなく、体調もよくなって、リフレッシュ効果がとても高かったからです。
その後の仕事も心機一転頑張れました。

家族で話し合って、我が家は基本的にはインドア派で在宅での仕事もあるから、リセットできる家にしたいね、ということになり、シックモダンデザインにすることにしました。

インテリアを考えることは、生活を考えることでもあると思います。

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