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不登校の子からゲームを奪わないで

どうも、あさりです。

最近、むうさんって方が僕の記事にスキをくれるんですよ。(勝手に名前出してごめんなさい、スキしてくれてありがとー)
で、前にやってたゲームでもむうさんって人がいたな~と思って、懐かしくなってしまって。

それで、忘れないうちにあの不登校でつらかった時のゲームのあの思い出をnoteに記録しとこうと思って、今書き始めています。

前置きはこの辺にして、



たまに、

不登校だから、学校行っていないから。
だから、ゲームをやらせてはいけない。

こんなことを考える親がいますが、

僕は、そんなことはないと思ってます。

依存しちゃうから?
他のことをやらなくなるから?
ダメ人間になるから?


理由はいろいろとあると思います。

まあ、実際僕も不登校だったんですが、あの頃はゲームにかなり依存していたと思う。

ゲームが生き甲斐。
ゲームなしじゃ生きてけない。

そんな状態だったと思う。

でも、あの時のゲームの経験がなきゃ今の僕はいない。
通信制の高校に通ったり、こうやってnoteを書いてる今の自分はいないと思う。

不登校の頃ゲームを通して、何を得られたのか。
経験談を元に話していきたいと思います。

(こんな堅い話し方やだな。ちょっと崩します。)


今から、丁度3年前の話。

僕は、なんやかんやあって中1の始め2週間で限界が来てしまって、そのまま不登校になりました。

親がなんとか、学校に戻そうと試行錯誤してたな。
なりたてのあの時期は。

フリースクールに通わせようとしてたっけ。
結局、片手で数えられるくらいしか行きませんでしたけど。

フリースクールに行くのをやめると、僕は完全に精神を病んでいました。
常習的に頭に「死にたい」の4文字が浮かぶくらいには。

本当に辛かったなぁ…あの時期。

で、やはり人間辛くなると現実から目を背けたくなります。
そこで、僕がのめり込んだのはとあるブラウザのオンラインゲームでした。
(ブラウザなのは、親のせいでアプリがダウンロード出来ないからです。)

きっかけは広告だったかな。
ゲームの攻略サイトとかを見てると出てくる、エロで釣ってくるあの広告のゲームです。

中1の僕はまんまと釣られたって訳。
あーインターネット怖ーい。((( ;゚Д゚)))
(実際、釣りは釣りで中身は大したことなかった)

最初は、なんとなく暇潰し程度にプレイしていた。他のプレイヤーとの交流もしてなかった。


だけど、ある日。
僕みたいな広告に釣られたガキたち(言い方悪いけど)とチャットで話した。
同じ同類たちと話す他愛のない会話。
それが、本当に楽しかった。

僕はその時家に一人。
引きこもって、他に味方なんていないと思っていた。
完全に孤独だった僕の寂しさを埋めるには十分でした。

その日を境に、僕はどんどんこのゲームにのめり込んでいきました。

ギルド(一緒に協力するゲームの中のチームみたいなもの)に入って、協力してゲーム内のイベントをこなしていったり、ギルド内のメンバーと交流したり。
ついには、ギルドのリーダーを務めたこともあった。

思い出してみると、本当に楽しかったな~
完全に、僕の居場所になっていたと思う。

あ、そうそうむぅさんは何処に出てくるかというと…
当時、僕の居たこのゲームの鯖で圧倒的最強の人として君臨していた人の名前がむぅさんだったんですよ。

何で強かったかというと、めっっっっちゃ課金してる人だったからですw

あまりの強さに誰も歯が立たなかったですね。
だから、誰も挑まないんですよ。どうせ、負けるから。
それで、僕は誰も挑まない状況を見てつまらないなと思い、何回もむぅさんに突撃をしました。
僕が突っ込んでるんだから、皆も突っ込め~という念をこめてね。

案の定、ボコボコにされましたけどw

でも、この一件の後、むぅさん本人から盛り上げてくれたお礼として、たくさんのイベントのアイテムをくれたんですよ!

嬉しかったなぁ…

一見無駄にした見えないことでも、いざやってみると無駄じゃなかったな…って、思いましたね。




不登校の人には、居場所が必要だと言われてますが、僕の最初の居場所はゲームでした。

僕はこのゲームのおかげで、

人と交流する楽しさを知りました。



一人で家に引きこもっていたけど、楽しさを知ってからは外にも興味を持つようになりました。
そのおかげで、フリースクールに再び行き始めたり…、今では通信制の高校に通うことが出来てます。

人との交流が楽しいから、こうやってnoteもやってる。


ゲームなんてやっても無駄だと思うかしれない。
でも、いざやり込んでみると意外と色んな発見や気づきがあるかもですよ?


不登校の親御さんたち。

もし、不登校のお子さんがゲームにのめり込んでいたら。
止めずに、少しほっとしておいてください。

もしかしたら、ゲームが唯一の居場所になっている可能性もあります。
それを奪ってしまうのは、可哀想です。

それに、ゲームのおかげで思わぬ成長をするってこともあります。
僕が、そうだったように。

お子さんを信じてあげてください。


以上、元不登校からのお願いでした。


(僕みたいに釣られないように、広告ブロッカーを入れてあげたほうがいいですよ~)


それじゃ、今回はこの辺で。
(⌒0⌒)/~~