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創造

お疲れさまです。今日は初めて日高屋さんに行って昼間からハイボールと餃子、ラーメンを飲んで食べた贅沢野郎のなこです。


今日は今読んでいる本、ニーチェの自己実現と知恵についてちょこっと書きます。


創造することが人生の喜び

言葉もまだ数語しか話せない幼児がいくつかの積み木で遊んでいる。
積み木を重ねようとしてるのだが、なかなかうまくいかない。
バランスが悪くてどうしても積み木が崩れてしまう。

見るに見かねた大人が手を伸ばそうとする。
すると、幼児はとてもいやがる。
幼児はとにかく「自分だけの力」でなんとか積み木を重ねたい。

ここに大人と幼児の差があります。

・大人は結果の形のみを求める
・幼児は自分の力で事を成すことを求めている

ここで、すぐれているのは幼児のほうです。

なぜなら、この幼児のしていることは
まさに「自己実現」だからです。


たいがいの大人の生き方は創造からほど遠い。
彼らの人生は永遠と続く買い物。

すでにあるものから選ぶ。
迷ったときには多くの人が買ったものを選ぶ。
飽きれば、買い替える。

買い物をしなければならないから、買うためのお金が欲しい。
だから、報酬や給料を日頃気にかける。

仕事を求めるのではなく、仕事によって得られるお金を求める。

彼らにとって、仕事や自分がすることは手段でしかない。

本当は、その手段をはぶいて直接に金銭や物を手に入れたい気持ちがある。

幼児が大人のようであったら、すでに積み上がった形になっている積み木を欲しがるでしょう。

しかし、そんな幼児は1人もいない。
「自分の手で何かを創造することの嬉しさと手応え」を知っているから。


自分自身の潜在的な能力をはっきりと外側に出していく=自己実現

いっぽう、多くの大人は自己実現をいつの間にかわすれてしまっている。


しかし、完全に忘れたわけではない。

時間があるときに、料理を作ったり、英語の習得をしたり、読書をしたり、絵を描いたりする。

そこに創造の純粋な喜びがあるから。


人生の喜びとは、お金持ちになる優越感ではない。

人生の喜びとは、

自分を十分に生かすことのダイナミックな喜び。

そのことをを体感として知っている人は、いかなるときも、いきいきとした人生を送れるでしょう。


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自分の仕事の中心にその喜びがあれば
日々の仕事が喜びになる
と感じました。
そして、年齢など関係なく子どもから教わる、忘れていたことを思い出させてもらうきっかけがあること。
ありがとう。


最後に素敵な言葉があったのでシェアしたいと思います。


幼児はいつも、みずから手を下す。
すべてを動かすのは自分だけだ。

そこには失敗も成功もない。



#ニーチェ #哲学#子ども#大人#創造

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