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私の解放

今週の土日は私が住む地域でも雪がちらつく可能性があるらしい。寒くなって来たが、それでいい。寒さを利用して、幸せボケした頭を冷やす。

調子に乗る自分と、女らしい自分が昔から苦手だ。他人は褒めてくれるが、そのせいでチャンスを逃す人もいることを知っている。
というか、そんな人たちに直接的に攻撃を受けることが多かった。その度、自分の成功体験に黒い滲みができて、はじめは努力が実ってこれ以上になく嬉しくて、大事にしていた良い結果も喜べなくなってしまう。
それと同時に、頑張りすぎて達成感が募り過ぎて、喜ぶ時に何も考えずはしゃぎすぎてしまい、それによって、結果を手に入れる過程までも恥ずかしくなってしまうのだ。

これを嫌味だという人もいるだろう。だが仕方が無いのだ。仕方が無いし、被害者ヅラをする気持ちもサラサラない。悪い時はどんなことがあっても悪いのだから。成功はした方が嬉しいし、そのために頑張りたいと思う。欲深い私がいる限りそれは絶対であって、頑張れば頑張る分傷はつくけれど、なるべくその努力を自分だけでもいいから称えたいと思ってしまうから。

この努力の呪縛からは消して逃れられない。
これから先どんな成功にも必ずにじみは着いてくる。その覚悟で自分の信じた道を進みたいと思っている。
そして、私はどんなにじみも棘もナイフも毒も、受け止めていこうとも思っている。

なんて言うか、一般的に怒るべき場面で怒らない私が狂っているように見えて、それに人が気づいたらどう思うか考えた時、怒った方がなんだかいいような気がして今までは怒って来た気がする。基本人が何をしようと関係ないし、別に起きてしまったことは後戻りできないから、あまり怒りの感情は湧かない。

私の中の怒りは既に早い段階で死んでいる。その栄養で悲しみと寂しさが生きている。
生きているからお腹が空くし、泣きわめく。
心から飛び出していく。
その様子がとても醜いから、怒りの死骸を抱いて、とりあえず話しかけてみる。
そんなことばかりしている

きっと彼らは、私の誠実ではない所を見ていて、忠告の意味で色んな手で目を覚まさせてくれているんだと思う。

そう思うと全部人生すぎて尊い。
尊い人生を、あなた達と生きていきたい。

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