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大丈夫じゃないって言ってください

わたしのnoteを読んでくださったあなた様へ

こちらへ足を運んでくださり、ありがとうございます。

今回は、あなた様にわたし同じ道を歩まないでほしいと思い、このnoteを書いています。
あなた様の参考になるかは分かりません。
ただ、あなた様自身を守れるのはあなた様だけ、
そしてあなた様を守るためのひとつの判断として、わたしの経験を書こうと思います。

※今回のnote、長くなってしまいました。お気をつけください。

前提として、わたしは5体満足です。
人より少し腰が悪いかな(ヘルニア持ち)程度の、特に疾患もなく、至って健康な成人です。

そんなわたしでさえ、わたしがわたし自身を守れず、むしろわたしがわたし自身をぶっ壊してしまいました。

単刀直入に言うと、わたしは前職を、心身を壊して退職しました。

前職は普通の会社で、営業事務の仕事をやっておりました。

入社当初は営業部署に営業職で配属されました。
上司のご機嫌とってみたり、理不尽だと思いながらもあちこちに頭下げたり、1年目にして何故か部長のお仕事の案件やってみたり。(その案件、取れました)(もちろんお給料に反映はされないです😇)(なんで😇)

とはいえ、若気の至りというか、変な意地で、
時に若い女の子だから♡ という新卒のみ許される武器を使いながらがんばっちゃいました。
この時はまだ、元気です。

2年目に入ったところで、営業部の事務さんがお一方お休みに入ることになり、人が足りないと上が突然大騒ぎ。
そこで募集をかけるのかと思いきや、わたしが標的になりました。
元々事務職希望で入社して、且つ腰が悪かったので、適任だったのでしょう、上の方々的に(笑)
そしてわたしは急に辞令もなく営業事務に異動になりました。

…あなた様がいいたいことはわかります。
この会社普通じゃないですよね、たぶん。(笑)


ただ、部署が変わったわけではなかったので、働く場所はそのままなのはありがたかったです。
業務内容はガラッと変わったので、また新入社員やるんか!って感じでしたが(笑)

そこから営業事務として、営業をサポートする日々です。
正直、とっても楽しかったです。
こちらの方が性に合っていたのかなと思います。
予算を見て商品を実際に物を動かすよう指示をすることは責任もあります。
しかし、予算達成の瞬間の営業の姿を見られたり、新商品の誕生に立ち会えるなど、営業のサポート役の方が、わたし自身も仕事をしている人間が非常に湧きました。

そんな日々を送る中の、なーんにもない、ごく普通の日でした。

強いていえば、連日30℃越えの暑さ、満員電車通勤、月末の締め作業に負われ残業続き、お客様の都合ではありますが進まない案件、睡眠不足、食欲ない、酷めの生理痛。
あと、別部署のおじさま社員から常日頃社用携帯に来るセクハラまがいなメッセージ。
(今思うと、多分普通の日じゃないですね😇)

これが連日続いたある日、会社へ向かう電車の中で過呼吸になり、動悸が止まらなくなりました。
その後も会社に行くわけでもないのに電車に乗ると過呼吸になったり、会社に行っても休憩室とお手洗いの往復。

最終的には過呼吸と動悸が起きることがトラウマになり、電車に乗れなくなりました。
そこから会社に行けなくなり、一層の事ゆっくりしようと決断。
上と大モメしましたが、辞めますと最初に伝えてから約3ヶ月経ってやっと退職しました。(これも問題かな(笑))

この症状になり、一旦人間が初期化されてしまったようになりました。
1人で当たり前にできていたことが難しくなり、不安になり、冷や汗をかき、過呼吸。

電車に乗れなくなりました。
車も怖いです。
高速道路やトンネル、田舎道などの逃げ道がない道路も怖くなりました。

あとはお買い物ができなくなりました。
自分のためにお料理をしようと、キッチンに立つことも辛いです。
美容室、歯医者さんにも行けなくなりました。
逆に、できることを探す方が難しかったです。


その後きちんと病院には行ってませんが、
不安障害やパニック障害に当たる症状だったと思います。

この原因は、ほぼわたしです。
(多分、会社や環境、周りの人も多少あってのことなので、はい、人のせいにはしたくないですが、はい、6:4くらいでわたしのせいでしょうか…?(笑))
この当時の私の口癖と、思考です。⇩

わたしの口癖
「大丈夫です」

わたしの思考
「誰かに頼むくらいならわたしがやります」


これ、本当に危険です。

人に頼るのが元々得意ではなかった点はあります。
それに加えて、自己肯定感が猛烈に低いので、わたしには何も取り柄や才能がないのでやれることやります、とか、皆さんわたし以上に忙しいのでわたしが甘えていられません、とか。
そんな日々を送っていました。

要は、見えないプレッシャーを自分で言語化してわたし自身へ課していました。
大丈夫〜と思って。
でも、やらなくても良かったはずです。

実際わたしができていたこと全てをわたしが奪ってしまったので。
全然、大丈夫、じゃ、なかったです。

だからわたしは今、この経験を通してあなた様に下記を伝えたいです。


・大丈夫です! を口癖にしない
・大丈夫じゃないです!は言っていい
・人に甘えていい、頼っていい、無理しない
・相手に聞く時は、大丈夫?ではなく、何か困っていますか?何か問題はありますか?
・休みすぎくらい思いっきり休んで




これは、わたしからのお願いです。
あなた様の心身を守れる人、それはあなた様自身です。
そしてあなた様には、あなた様が歩む道を決める権利があります。
辛い時は、どんどん逃げてください。
逃げるのも勇気がいります。
でも、あなた様には、幸せになる権利があります。
周りは関係ないです。
そして恥ずかしいことでもありません。
あなた様の人生を、あなた様の手で華やかにしてください。


今は、家族や理解をしてもらえる友達に支えてもらい、少し前のわたしに戻ってきました。
電車はまだ怖いですが、短い時間であれば乗れるようになりました。
新幹線はルンルンで乗れます。
車の運転は、助手席にわたしをわかっている方に乗ってもらえれば、運転できます。
1人で運転はまだ少し怖いです。
食事も喉を通るようになり、好きな物を好きに食べられています。
歯医者さんはトラウマになりちょっとまだ距離を置いています。
美容室は理解をいただけるところを見つけたので、そちらにお世話になっています。

まだできないことや怖いことも多いですが、1年かけてここまで戻りました。

人間は、簡単に壊れます。
そして壊れると、簡単には戻りません。
あなた様が生きやすいように、貴重な日々の時間をお使いください。
そして絶対に、無理はしないでください。

長くなりまして、大変申し訳ありません。
読んでいただきありがとうございました。
あなた様には素敵なことばかりが起こることを、願っております。

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