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7.2024年5月21日(火) 健康のために必要な運動とは?(主に中年〜高齢者向け) C.可動性(動的柔軟性を含む)


今回はC.可動性(動的柔軟性を含む)について

可動性とは簡単に言えば…

①肩や股関節などの各関節がなるべく大きな範囲で
自力でストレスなく動く
②筋肉が動きの中でしっかりより大きく伸びる

2つだと考えてます。

巷の高齢者向け健康教室ではこの部分は、あまりクローズアップされてない、もしくは
全く考慮していない事が多く見受けられます。
(ちゃんとやってる教室をみなさまの目で見極めてください)

1種目だけですが、例を紹介します。
『こういう感じなんだあ〜』とご理解いただけると嬉しいです。

(例)シングルレッグスイング…
①股関節の前後(※専門的には前後なんて言わないですが…専門用語省力の為)の動きをスムーズにする
②太腿前と裏、腿の付け根の筋肉をなるべく伸ばして縮める事で動的柔軟性を高めることができる

シングルレッグスイング
なるべく前後に大きく足をスイングする


可動性運動はモビリティトレーニングとも言う。
YouTubeやネットで調べてみましょう!

(※今後、ここでも全身に必要な種目紹介をいたします)


Q・可動性が高いとどんな意味があるの?

A・3つあります。
①動きが大きくて、若々しく動きになる。
②怪我がしにくくなる。(この部分の効果は大きい!)
③スポーツなどする時にパフォーマンスが上がる。

1個ずつ説明していきます。
①動きが大きくなり若々しくなる…とは

年齢とともに肩が上がらない…とか歩幅が小さいとか、股関節が動きにくく
ヨチヨチ歩きになる…を回避して、いつまでも若々しい動きが出来て、
健康的な生活ができるようになります。

②怪我がしにくくなる…とは

普通のストレッチ(静的ストレッチと言います)だと、現実的には怪我予防になりにくいのです。
実際の怪我とは動き・動作の中で起こるもので、その怪我した動きに近い
可動性トレーニング(モビリティトレーニング)をして可動性を高めておけば
怪我のリスクは軽減できます。

静的ストレッチ(普通のストレッチ)はあまり怪我予防にはなりにくい…

③スポーツをする時のパフォーマンスが上がる…とは

運動をしない人でも股関節の可動性が高まれば、歩幅が大きくなりますし
肩関節の可動性が高まれば腕を大きく後ろへ振れてよりスピードが速く歩ける可能性が高まります。

運動している人は関節が大きく動くことで、より大きな動きで大きなパワーを伝えたりする事ができるのでパフォーマンスが上がるのは間違いありません!


身近にできる可動性トレーニングは…ラジオ体操!
毎日、無料でできる!


ラジオ体操は元祖は96年前に海外の同様のラジオ体操を参考に作られました。
現在のラジオ体操は73年前(昭和26年・1951年)にできたものです。
すごいですよね!
今でも使える可動性トレーニングが73年前に作られたものなんですから。
しかもYouTubeを見たり、ラジオを聞けば無料でできる!

可動性トレーニングは筋力トレーニングと違い毎日やると非常に効果的。
もちろん週2回でも3回でもOK!


※結論…可動性トレーニングは若々しくなり・怪我しにくい体を作り・動きがスムーズになり、毎日やっても効果的なトレーニング。
やり方が分からないなら、ラジオ体操を使っても良い!


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