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【書評#36】『ひとりビジネスの教科書』を読みました。

こんにちは。
今日もこのNoteを見て頂き、ありがとうございます。

「ひとりビジネスを始めてみませんか?」

なかなかパンチの効いたセリフですね。

これは、今日ご紹介する本の冒頭メッセージです。

最近は副業やら起業など、個人で仕事をしていくスタイルが出てきていますね。

一昔前ではフリーランスという言葉なんてなかったですから。

私もそのような雰囲気を察し、この本を読みました。

読んだ感想は、

「ひとりビジネスをやってみようかな、、」

という気持ちを起こさせてくれるほど丁寧に、ビジネスについて書かれていました。

この本を読むと、会社で働いている価値観とは違う仕事の価値観を手に入れることができます。

もちろん会社で働く人にとっても、かなり役立つ情報が満載ですよ。

その中で私が気になったポイントは

■ひとりビジネスって何?フリーランスとは違うの?
■ひとりビジネスの5つのフェーズ
■コア・メッセージとは何?

この上記3点です。

では、早速お話しますね。

■ひとりビジネスって何?フリーランスとは違うの?


私、ひとりビジネス=フリーランスと勘違いしていました。。。

筆者は、

フリーランスは受注型ビジネス
ひとりビジネスとは提案型ビジネス

と明確に区別しています。

これを知ってから私の仕事へのマインドがガラッと変わりました。。。

会社員として働いているケースでは「受注型ビジネス」となります。

それに対し、ひとりビジネスは「主体的な提案型ビジネス」であり、自分から商品やサービスを売ります。

まったく別物ですよね。

主体的に提案をしながら仕事をしていると精神的に楽になります、責任感もけた外れに高まります。

それによって仕事へのマインドが変わっていくのですね。

■ひとりビジネスの5つのフェーズ

①迷いの状態(ほとんどの人がココ)
②テーマを決める(ビジネスの方向性を決める)
③コンテンツ作り(テーマに沿った商品を作る)
④集客・販売をする(自分メディアに発信)
⑤自動化する(仕組化をする)

『ひとりビジネスの教科書』より

筆者はこのように「ひとりビジネスのフェーズ」を教えてくれています。

一番難しいのは②のフェーズではないでしょうか。

ビジネスでは商品を作る前に

「誰に」×「何を(テーマ)」×どのようにして(手段)」

を決める必要があるからです。

ビジネスは掛け算ですから、素晴らしい「手段」を持っているが他は何もない状態では結果はゼロになってしまいます。

腕のいい職人さんが事業に乗り出しても失敗するのは、手段以外の「誰に」、「何を(テーマ)」が欠けているからですね。

ここで問題があります。

それは、「誰に」、「何を(テーマ)」を考えるのは難しいということです。

この問いに対しても筆者は答えを教えてくれています。

それは、

AからBに変わる方程式

です。

自分のサービスを受け取った人がどう変わるのか?どんな悩みが解決するのかを明確にすること。

これを考えるだけで「誰に」、「何を(テーマ)」がどんどん出てきます。

ビジネスってただのお金儲けではなく、ビジネスを通じて社会に貢献できることが大切です。

このことを知って私も自分の力を社会貢献できるようにしていきたいと思いました。

■コア・メッセージとは何?

筆者はコア・メッセージはあなた自身のキャッチフレーズと紹介しています。

一言でいうと「ひとりビジネス」を短いフレーズで表現したものです。

即答することが出来るのであれば、ひとりビジネスは加速します。

ではコア・メッセージの正体とは何でしょうか。

それは自分のビジネスに対する「覚悟」と思います。

例えば

パソコン一つで世界を変える
コーチングで悩みを解決へと導く
感動する動画を製作する

などが挙げられます。

皆さんの職場でも迷いもなく仕事をしている人はいませんか?

その人は心の中でコア・メッセージを持っていると思います。

そのキャッチフレーズをブレずに持てるかがビジネスを加速させる鍵となります。

皆さんのコア・メッセージは何ですか?

■まとめ

ひとりビジネスの教科書には仕事を進めるうえで必要な手順やマインドを丁寧に紹介してくれています。

実際に個人で働かなくても学ぶべき内容は多いです。

特に主体的に提案型に働くことは、どんな仕事においても大切なことですし、仕事の幅を広げていく働き方と思いました。

皆さんにも一度読んで頂きたい本です。


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