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10代で相談員を経験するということ。

もし、同じようなことをやりたいと考えている10代の方や20代の方がいらっしゃったら、1つの参考程度に見てくださると嬉しいです☺️
同じ経験をされていた方がいらっしゃったら、是非コメントください!!


福祉は大人達が見せないようにしてくれていた社会の陰影みたいなもの。
引きこもり相談員になるには、2年以上、相談業務を経験する+α資格もあれば更に大歓迎という要件があって。
要件を満たすのが難しいはずです🤔
心の内側に入るので、もちろん周りはベテランばかりで、同世代がいない心細さと比べずに済む気楽さもあります。
なぜ雇ってもらえたのか今でも分からなくて、不思議でたまりません笑

相談員は、これまで相手が選択していなかった、仕事をする。学校に行くという選択を再度、相手に示すという業務があります。
自分のことなら決めたことに納得感を持ったり、辞めることが出来たかもだけれど、、
人が最後に決断することに介入することは、まだ若くて世間知らずな私だから、頼りなさを利用者・その家族・周りの職員・自分自身に感じさせていたんじゃないかと思うんです。
もちろん、上手くいくことはありつつも、、
これで相手が幸せになれる保証は無いし、ポジティブは闇には凶器になってしまう。
それでも、ネガティヴでもいけないんです。
人生経験が少ないからこそ、想像できない時もあります。
ジレンマもあって、とてもモヤモヤします💭
初めて年上の方の悲鳴と嗚咽と心からの拒絶の言葉を聞いた時、本当に辛かったです。
私のイメージだと10代や20代はもっと自分の内側にある欲望に向かって時間を使う期間だとは思うんです
人のためにってなるのは会社や結婚してから。きっともう少し後でも良いと思うんです。
時間もお金も有限なので、若いうちは、大切なものを増やすことが大事で、それが結局のところ、自分も自分が大切にしたい人も守ることに繋がると思います。

一方で、若いからこその柔軟性もあります。
長年このお仕事をされている方は、ひとつの正解を掴んでいるなとは思っていたので、、
凝り固まってる感もあるだろうし。
そこに対して異議を述べるのはきっと若い意見なのだろうと思います。
それは貴重なことでもあると思うし。
答えがないからこそ難しいけれど、裁量はかなりあると思います。

人に会えること。罵倒されないこと。同年代と会えること。仕事があること。学校辞めずにいられたこと。
少しのことでも心から感謝できる
ようになりました。これも素敵なことだと思います。
支援後の姿が見えるという部分も良いところだと思います
本当に嬉しい時と上手くいかなかった時の差はありますが…
今、生きててくれてるのでしょうか?
私には知る術もありません…
生きていたら自分が行動できない時、誰かが必ずなんとかしてくれます。
逆に自分が誰かを助けることもできます。
私は応援してます。きっと大丈夫🙆


私は福祉から離れて、今まで以上に幸せになったな〜って思うんです。

大切な方のことや、自分の趣味のこと。
家族のことをこれまで以上にたくさん考えられるようになりました。
今までケースのことで頭が一杯だったのが、時間が分散されるようになった証だと思っています。
年齢相応の人生の楽しみ方を享受できて安心しているということなんでしょう。
お仕事の内容も興味深くて楽しいし、優しい方に恵まれています。

多分、人のために何かをしたい気持ちはあったし、今もあるけれど、役に立つ方法は1つではないと思うんです。
これは、私が若いから感じることなんだとは思います。

そして、ふとした瞬間、精神的なリスカをしていることに気づく部分もあります。
これは支援者特有のものかもしれないです。
ケースのことばかり考えているからだと思うのですが、自分の内側に意識を向けられるようになった時、時間差で感じることが多かったです。
あんなに感情を剥き出しにされるということは、この先ないだろうし。
自分の選択が相手にダメージを与えたんだろうと思って。
自分は幸せになってはいけないみたいな自分で刺してる部分と相手の言葉を思い出して刺さっている部分の2つがあって。
なかなか抜けないです…
これで悩んだことはあるけれど。
今はだんだんと癒されてきて。
時間が経てば薄れていくなって思うんです。

今は過去に決めた自分の判断を尊重できていることにとても感謝しています。 

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