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農場存続の秘策

2016年8月からのお話

2016年8月8日 弁護士に依頼
会社の破産という結果を迎えました。


会社の破産



しかし!

農場が存在する限り
決してあきらめきれなかった私

そしてあきらめなかった男が
もう1人
いました。

それは、農場スタッフであり
販売事業部の責任者であった中野さんでした。

しゅりの農場開設以来の貢献者
彼との出会い・・・。

人とのご縁は全く面白いもので、
偶然とまさに神のいたずら?としか
考えられないこともあります。

南米パラグアイでの仕事で使っていた
JICAから貸与された1台のバイク。


jica貸与のバイクと中野さん



現地の道は非常に悪路で、
車では走れない道も沢山ありました。

また、私のような田舎の隊員にとって、
バイクはなくてはならない物でした。

バイクなくして、活動はできなかった
と言っても過言ではありませんでした。




面白い出会いとは、
同じ協力隊員として派遣された、
自動車整備隊員の中野さんとの出会い

当時私は隊員のなかで最年少
彼は隊員のなかで最年長でした。

若造で世間知らずだった私は、
しょっちゅう隊員同士で衝突をしてました 

そんな時に最年長の彼が、
うまくとりなしてくれたものでした。


中野さんと私



バイクの整備が出来てない!
とよくしかられましたが・・・。

そんな彼と帰国後偶然再会を果たしたのは
まさに開拓真っ最中の頃。

それ以来、彼はずっと農場を支え続け
二人三脚でやってきました。


向かって左上が中野さん



人生とは偶然と奇遇の連続! 
おもしろいものです。

そんな彼と、会社の整理を行う前
台風で壊滅的な被害を被った時に
ある相談をして行動に出たのです。

それは・・・分社化です。

合同会社しゅりの里自然農園は
販売事業部生産管理部に分かれ
それぞれ責任者が運営していました。

その販売事業部は、
独自のHPを持ち、地域産品も同時
販売し、運営を行なっていました。

その販売事業部を
四万十特産品販売として分社化して
生き残りを図ることにしたのでした。




トップ交代!
中野さんが代表 私は従業員

運営しながら、私は債務整理を行い
なんとかしてこの苦境を乗り切る!

農場を存続させることが最優先!
これが2人の一致した考えでした。

さっそく三原村役場へ行き
四万十特産品販売との賃貸借契約
結んでもらえないか相談。

いろいろ難色を示されましたが、
なんとか賃貸借契約を結ぶことに成功

再出発を行なうことになりました。

取引先へ相談・・・すべて快諾!

さあ あらたな出発だ~!
と思ったのですが・・・

あらたな困難が待ち受けているのでした。

小さな村の選挙ひとつで・・・
こんなにも変わってしまうのか・・・


続きは次回

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