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農場の家族紹介

2010年7月頃のお話

私たち家族が住んでいる開拓地は、
高知県西南部の三原村という小さな村にあり、

そのまた村の端っこで、
お隣の家まで4㎞以上離れている所に位置します。


対向車が来ても決して離合出来ない県道から、
急に看板があってそこから1.5㎞下っていきますと、
目の前が急に広がって農場が現れます。


人より野生動物やもののけの方が多い?


今まで沢山の方が、
ここに来ようとチャレンジされましたが、

ナビのついてない方は、帰れるかどうか
不安になって引き返される方が多く、

また私たちにとっても
一般の俗世間とかけ離れた所にあるため、
最初はとても寂しく感じました。





そんな環境にいるせいでしょうか?
私たちの家族の結束は非常に固いものがあります。

そんな家族をご紹介をしたいと思います。


妻の衣里



まず私の妻、衣理です。

音楽大の卒業で、
愛媛で音楽教師をやっておりました。

そんな安定した生活を、
私がだまして?(彼女の言い分)
ここへやってきました。

ここへ初めて来た時の第1声 
真っ暗! コンビニがない!でした。
 
そんな彼女もすっかりここの環境に魅了され、
今では農場の影のボス?と化しております。

ここでの彼女の仕事は、
たまごの出荷準備・伝票整理・配達

番犬リリーとフェリスと番ネコ3匹に
ご飯をあげる・娘と遊ぶ などです。


家族だけの音楽会



こんな田舎に来ても、
音楽への情熱は決して衰えず、
ピアノとマリンバが農場にはありまして、

週に1回お隣の土佐清水市へ教えに行っております。




娘の涼花




次の紹介は、涼花(すずか)です。

主な仕事は、
受付嬢・鶏さんと遊ぶ・犬猫と遊ぶなどです。
生まれも育ちも ここ 開拓地。

妻の初産のもかかわらず、
陣痛が始まって近くの病院(約30キロ)まで
連れて行く間に破水して、病院到着後30分で生まれた、
とにかく元気な女の子です。

自然溢れる環境で子育てしたいという思いで
移住してきましたが、

環境によってこうもたくましい子に育ってくれて、
この自然環境にたいへん感謝しております。


リリーねえさんと



小さな頃から、番犬リリーねえさんが
しっかりと面倒を見てくれたおかげで、
すっかり動物達と仲良しです。

今ではすっかり、動物達のリーダー気取りです。



おてんばでいい!



父親としては、少々おてんばでもいいから?
健康でたくましく?育って欲しいと、
思っております。

農場の家族紹介でした。

(追記)

現在、妻は小学校の学級支援員として、
週末には中学の吹奏楽部へ教えに行っております。

(生徒談) 
いつもはやさしいえり先生
だけど音楽室に入ったとたん鬼になる・・・。
だそうです。

娘は中学進学時から、
バレ-ボール留学で愛媛県の強豪校へ
それからまったく身長が伸びず、中学で引退。
高校からはボランティアサークル

現在、同志社大学の2回生として京都に在住。

中・高・大 すべて学費・入学金免除!
これは親孝行!

でも・・・
成績が下がったら免除がなくなるので
必死のパッチで頑張っております。

合言葉は・・・?

トーチャン ガンバレ オコヅカイオクレ です(苦笑)

とうちゃん 頑張るよ!

続きは次回


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