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育児がしんどくて

動物にも、そういうことがあるみたいです。

母らくだが赤ちゃんらくだに乳をやることをいやがるときには、馬頭琴の音色をきかせて、フースフースと歌をうたう。

すると、母らくだは涙を流してボォーボォーと泣きながら、赤ちゃんらくだに乳をあたえはじめるそうです。

らくだだったかは忘れましたが、テレビでそんなシーンを見たことがあります。ともに暮らす人間の愛と励ましで、わが子に向き合う動物。

現代日本は、母親に優しい社会でしょうか。


☆引用☆

月刊「かがくのとも」2022年9月号折込付録
福音館書店

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