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生カステラ専門店ができるまで~開業から休業まで~⑲営業を継続していくためのオペレーションづくりを考える


”お店を開業したい” ”独立したい”
飲食店を開業するまでの道のりは人それぞれ

けれど開業するためには誰でも
資金繰り、技術面の習得、事務的なアレコレ
今まで記事にしてきた事柄を着実にこなさなければいけません

情熱とタイミングという名の運が揃って
ようやくスタートラインに立てるのではないかなと思います

ただし、ようやくスタートしても多くの飲食店が数年のうちに閉店してしまう現実・・

飲食店成功の秘訣、必勝の秘訣というのは一言では言い表せないと思います

数多くの繁盛店があり、繁盛店に共通する事柄がいくつかあったとしても
真似すればうまくいくのかといえばそうではない・・

ただし、失敗するor立ち行かなくなる共通点というのはあるセオリーとしてあるなと感じました

基本的な事ですが、飲食店の仕事は基本的に長時間労働

雇用に関しては近年だいぶ改善されてきたように感じますが
個人事業主にとっては無関係な話です

肉体的な労働精神的な労働、そして頭脳労働

飲食店を運営するにはすべてが必要不可欠だと考えます

心身ともに健全に毎日継続できる営業をする仕組みづくり


を少しづつでも着実に行う必要があるなと感じました。

慌ただしいオープン準備~オープン直後、とりあえず営業が出来ていればよい 

とザル勘定タイプな私でしたが
細やかでキチンキチンと作業する女性スタッフたちのおかげで

◎目に見える形で作業手順を整理する
◎皆が行える、行いやすいように作業のやり方を改善する
◎備品を整備し作業の効率化の工夫
◎新しいやり方を都度試してみる

ということが着々と行われました

また、事務的な事ですが営業するうえで大切な

◎発注、棚卸等の作業時短のための改善
◎毎日の日報づくり(小口、原価等の記入等)
◎レシピ管理及び原価の計算

これらも併せて改善を行こないました

正直自分一人では後回しにしていただろうなあ、ということは多々あります

オープン当初の採用人数は結果的に過剰雇用でしたが

休業直前の”採算のとれる一人での営業の仕組み” 

を整えられたのは
営業しながら試行錯誤、改善をスタッフが行ってくれた結果でした


改善するのは当たり前と誰もが思います
けれど

体力的に負担のある時に”考えて改善する”ことができる人は多くありません



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