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最先端の青空市場🧐?マーケットホールにいってきた🇳🇱 建築ひとり旅#17

おはようございます☀毎日投稿を続けています、建築学生かわしまです🌻
まだまだ寒さが続いていますね。しかし、3月も早いもので10日が過ぎました。
私の学生最後の周遊旅が始まってはや20日が経ちました。

今日は、オランダロッテルダムの最先端青空市場!?MVRDVのマーケットホールについてレビューしたいと思います💓

ロッテルダム建築旅🇳🇱

そんな切り詰めた生活を送りながらぎりぎり貧乏建築旅をする経験を、皆さんに知ってもらいたいと😂今日は先日のオランダ🇳🇱ロッテルダム旅の様子を引き続きレポートをしたいと思います😌
ロッテルダム旅の他の記事はこちら

旅のスケジュール⏰

そして、ロッテルダム旅のスケジュールです😌(今後詳細更新します😥)


 08:00      起床(キュービックハウスで)朝ごはん☕️
  ↓
 09:00      ブラーク駅から中央駅までの建築散歩
  ↓
 13:00      美術館鑑賞
  ↓
 17:00      図書館で旅の計画を立てる
  ↓
☞19:30      マーケットホールで夜ご飯購入
  ↓
 20:00      キュービックハウスにもどる

☞今日紹介するのはここ!
マーケットホール夜行って危なくないの!?と思いますよね😥
この日は、目と鼻の先キュービックハウスに泊まっておりました。それでも夜1人でうろつくのは怖かったので、実際は写真を撮って夕飯を買い逃げるように帰りました。


マーケットホールのアクセスと営業時間⏰

マーケットホールのマップです。オランダ読みのマルクトハルで表示されていますね😌マーケットホールは最寄えきロッテルダムブラーク駅に隣接しています。ブラーク駅はロッテルダム中央駅から一駅ととっても近いアクセス!

過去の記事で取り上げさせてもらった、キュービックハウスとも目と鼻の先の場所にあります。建築学生注目の建築がブラーク駅周辺には密集していますよ😉この地区は、ローレンスクワルティエ地区と呼ばれ、昔ながらの歴史ある地区です。

位置関係
マーケットホール前の広場からは奥にキュービックハウスと右にブラーク駅がみえる

マーケットホールについて🍔

マーケットホールはその名の通り、マーケット、市場のようにさまざまなご飯やさん、食べ物売り場が、ホール、屋内広場に集まった建築です。
大きな市場として誰でも入ることができ、市場だけでなくレストランや地下にはスーパーもありとても賑やかな建築でした。

多くの人で賑わう

オランダの料理屋さんだけでなく、日本食やトルコ料理、中華などさまざまなお店が出店していてみているだけでとても楽しかったです😋
このフロアのテーマは「THE WORD OF  TASETE」だそうです。どうりでいろんな国の料理があったはずだ〜

また、ホールの中の壁画デザインも大きな花模様でペイントされるなど個性的でした。この壁画は「コルヌコピア」と呼ばれ、壁画を描いたアーティストのアルノ・コエネンとアイリス・ロスカムは、17世紀のオランダの静物画を参照して、花や昆虫の力強さを表現しているといいます。床のグレーのタイルのシンプルなデザインと対比して表現されているそうです。

そして、よくよくこのホールの壁を見てください。この壁はアルミニウムの消音パネルに書かれているそうです。なぜ消音??市場は賑やかでもいいんじゃない?と思いますが…
窓がたくさんついているのがわかりますか?

この窓の部分は、建物部分はなんと住宅なんです!正面から見ると、アーチ状になっている壁に確かに四角い窓がついていて、マンションのように見えてきませんか?
なんとこのマーケットホールは228戸もの住宅が入るマンションとしての役割があります。マンションの中は👇

出典;MVRDVホームページ

👇MVRDVのダイアグラム

出典;MVRDVホームページ

そして地下には1200台もの車を停めることのできるスペースがあるそうですびっくり🫢。オランダの古い街並みでは、路上の駐車場が多く見られますが、こんなに大きな駐車場があると、古い街並みに景観にも安全面でも役に立っているな〜と思いました。
しかし、運河だらけのロッテルダムでそんな大容量の地下駐車場が建設できるってすごいな〜と思いました。

朝方のマーケットホール

また、この大きなガラスファサードが印象的ですよね。
近づいてみて、感じた感想は、こんなに透明なガラスで、切れ目がない、?どうなってるんだ!?👀でした。
中に入って実際に体感しましたが、屋外にいるように勘違いするくらい、日の光が入ってきますし、前の広場と一体化していました。
このファサードは、単一のガラスでできていて、ケーブルネットファサードと呼ばれ、ガラスの中に力のかかったスチールのネットが入っているそうです。
このケーブルケットファサードは、ヨーロッパ最大だそう🫢
デザインだけでなく構造の技術など勉強できるところが盛りだくさんの建築でした。

建築家MVRDVのマーケットホール紹介ページはこちら👇

マーケットホールの特集はAmazonで購入できそうです☟

設計者MVRDVについて

MVRDVはロッテルダムに1991年から事務所を構える建築家集団です。メンバー3人のうち2人はレムコールハースOMAの弟子の建築家です。個性的な造形、ダイアグラムが魅力的。
このブラーク駅から徒歩圏内に事務所があります。世界中で活躍する建築家です。

MVRDVは日本でも購入できる本がたくさんあります📕写真集欲しいな〜

また、MVRDVは過去20年間の建築のPDFを公開しています。写真集のようで見応えありです。これが無料!太っ腹

https://www.mvrdv.com/media/uploads/MVRDV_portfolio_website_link_compressed.pdf

そして、世界的な建築家。日本にも表参道の「GYLE」、新潟県に「まつだい雪国農耕文化村センター」のMVRDV建築があるようですが、まだ行けていない😭行ったら必ずレポートしますね😉

MVRDVその他建築紹介

事務所がロッテルダム。そのためロッテルダムをはじめとしたオランダにはMVRDVの建築がたくさん!今回の旅で他にもMVRDVの建築をレポートしているのでよかったらみてください😌

おまけ

オランダは運河だらけの街並みでした。建築立てるの大変そうです。
でもどこを歩いてもアーティスティックな建築ばかり。なんでなんだろう🤔
日本から見たMVRDVの写真集はとっても奇抜でしたが、そんな奇抜さが目立たないくらいその他の現代建築も造形が個性豊かで、建築の宝庫でした。
全く風車やチューリップの影はありませんでした🌷
建築を勉強するにはとってもいい国なのかもしれません、いいなあ住みたいなあ〜
でも、この数日間で嗅ぎ分けられるようになるくらい大麻の香り!
駅やエレベータでフワッと香っていました。
オランダってなんだか不思議な国ですよね。また行きたいな

それでは今日も一日がんばりましょ〜💓
また明日😌

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