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【5人家族都心築52年マンションリノベ記】近隣への挨拶について(番外編)

こんにちは、mizutamaと申します。

2024年1月11日より都心部にある築52年の自邸を、スケルトンからのリノベ工事中です。4月の今日時点で現場は最終工事に入っており、月末の引き渡しを待っている状況です。
夫、私、高校生、中学生、小学生それぞれ1人ずつ、合計5人家族のヴィンテージマンションリノベ記録。同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとブログの更新を続けております。
詳細な自己紹介はこちらの記事をご覧になってくださいね。

今日題材にするのは、リノベや工事そのものとは直接関係ないけれど、実はめちゃくちゃ大切な、近隣への挨拶について。


全てにおいての基本、それは挨拶

工事が始まる前に挨拶をすること」。
リノベをすることが決まって教科書的に読んだ本、ちきりんの「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」。その中にも書いてあったことの一つで、「当たり前だよな」と納得したものだった。

恐らくそれぞれのマンションの管理組合等の規約に則り、施主から工事を委託されたリノベ業者は近隣への挨拶へ行くことと思う。
我が家の場合は、規約に上下左右4軒へ工事を委託する業者より事前説明が必要とあった。A社に確認したところ、工事開始初日に営業担当がそれぞれの住居へ挨拶へ行ってくれるとのこと。
だが、ちきりんの本にも書いてあったし、それ以前に個人的にも強く必要性を感じるところがあった。私たちはこれまで9年間この部屋に住み続けていて、上下左右含めて御近所さんの顔もたくさん知っている。
すでに居住者であり、工事を終えた後も住み続ける当事者なわけだ。そんな当事者本人の挨拶がもっとも重要なのではないかと。

挨拶をする集合住宅は犯罪が少ない

そんな統計データがあるという話は、小学生の末っ子から教えてもらった(学校の授業で外部講師に教わったそうだ)。
人は見えない、知らない人のすることには不信感や不満を覚えたりする。ところがその人となりや顔の見えている関係だと、受け取り方も異なるものだ。
マンションに限らず一戸建てもそうだと思うが、新築にしろリノベにしろ工事をする際は大なり小なり音が出る。そんなあらかじめ想定されていることを、周囲に事前に伝えておく。それは相手に対する最低限の配慮だと思う。

かくして、年末のただでさえバタバタする時期に、リノベの準備を進める傍ら工事の事前挨拶の支度をはじめたのだった。

タイミング

それでは挨拶に行ったのはいつか?
色々と調べたところ、多くあったのが「遅くとも工事のはじまる2週間〜10日前に」という意見。
我が家の場合工事着工日が2024年1月11日。
年末年始を挟んで年の瀬に伺うのもご迷惑かな、などと考え、12月22日、冬至の頃に夫婦で挨拶へいった。

相手(どこまで挨拶に行く?)

うちのマンションの管理規約によれば、工事業社の事前説明が必要なのは上下左右4軒。我が家の場合は角部屋なので、隣1軒と上下階。
事前に住み込みの管理人にも相談して、その3軒、そして住み込みの管理人、合計4人に。
管理人は住み込みであり、100世帯を超えるそれなりに規模の大きいマンションにもかかわらず、非常に仕事のできる人なのだ。色々と癖のある居住者や様々なトラブル等、間に入ってとても上手に采配してくれている様を見て、今回のリノベでもお世話になるだろうということを見越して。

用意した品物・金額は?

何を用意するかについても色々と調べ、考えた。また金額は、受け取る側に気を遣わせない500円〜1,000円が一般的とのこと。
好み、そして直接なかなか渡せないと言った状況を想定すると、食べ物や趣味を問わない日用品がもっともいいのではないかと判断。

最終的には、個人的にもちょっとしたギフトによくつかっている中川政七商店のかや織ふきんにした。

布巾であれば原則誰でも使ってくれるだろうし、パッケージそのものにささやかにご挨拶の言葉が書いてあるのもほどよく品があって、昔から挨拶の必要な際によく使わせてもらっているのだ。

余談とまとめ

上下階と隣、それから管理人の4軒に挨拶にいって実際どうだったか?
まずは管理人から挨拶にいきがてら、それぞれの部屋に住む方々のパーソナリティをこっそり教えてもらった。
上階に関しては高齢の女性の一人暮らし。とても常識的な方で、「お違い様ですからどうかお気遣いなく」と、とても気持ちの良い対応をしてくださった。

そして隣と、下階。
隣は仕事で日中基本不在の女性と高齢のお母様との二人暮らしと聞いていた。最初に挨拶に行った冬至の頃から三ヶ日明けまで。合わせて4回程度は尋ねたものの、たまたま不在にされていたよう。行き違いにならないよう最後は手書きの手紙を書いて用意した粗品と共にドアノブにかけておいた。
続いて下階。こちらもお勤めの一人暮らし。かなり遅い時間にならないと家に戻られないと聞いていた。結局最後まで直接のご挨拶叶わず、お隣さんと同じように手紙と粗品をドアノブにかけた。

今回の経験から痛感したこと。
事前に挨拶をしないわけにはいかない。ただし、タイミングよく直接お会いできなこともある。そのような経緯を踏まえても、用意する品物は飲食物以外の生活用品(タオル、布巾、ラップなど)が一番である、と。

工事の完了した自宅へ戻って住み始めるときにも、再度ご挨拶へ伺おうと思っている。

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