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今こそ、企業の軸(ミッション・ビジョン・バリュー)をつくろう。 考え方編

こんにちは。ブランディングテクノロジーのコピーライター・和田です。

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。経営の見通しがたたなくなり思い悩んでいる経営者様も多いかと思います。

緊急事態宣言により企業活動が大きく制限され、企業にとっての生命線である営業活動や採用活動などが大きく制限されています。苦しい状況ですが、今は企業の軸づくりに専念し、コロナ禍が過ぎ去った後に備える時期なのかもしれません。

このような状況の中、できることはないかなと思いこの記事を書いています。1%でもいいから、現状を前向きに捉えていただけたら嬉しい限りです。

そもそも、企業の軸は何でできている?

当社には、「ブランドファースト」という独自の考え方があります。簡単に説明すると、「企業ごとに持っている独自の“ブランド(=らしさ)”を起点に、企業経営を行う」考え方です。

このブランドを考えるうえで大切なのが、ミッション・ビジョン・バリューの3点セット。

企業には、「社会に存在する意義(ミッション)」・「目指したい姿(ビジョン)」・「ミッション・ビジョンを達成するための価値(バリュー)」の3つが必要です。

ミッション・ビジョン・バリューの解説

ここでミッション・ビジョン・バリューそれぞれを解説してみます。

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ミッション:社会に存在する意義

「社会に存在する意義」と考えると大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「社会の中で与えられた役割や使命」と考えると分かりやすいかもしれません。

企業には社会の中での「役割」「使命」があります。例えば歯科医院なら、「歯科医療を通じて、地域の口腔環境を向上させ、患者様に笑顔を届ける。」が役割であり使命です。

企業は社会から求められることで成り立っているので、「社会性」という観点はとても大切です。

ビジョン:目指したい姿
企業活動を通じて叶えたいこと、目指したい姿がビジョンです。経営者の方には、「こうしたい!」「こうなりたい!」という目指したい姿があると思います。その姿が、まさしくビジョンです。

またまた歯科医院を例に考えます。「分院を5店舗展開し、西東京エリアの口腔環境をくまなく向上させる」「スタッフが患者様の笑顔をつくり、心までもご満足いただく」などのビジョンが挙げられると思います。

バリュー:ミッション・ビジョンを達成するための価値
ミッションとビジョンは掲げているだけでは意味がありません。これらを達成するためには、具体的な「価値ある何か」を通じてアクションをすることが必要です。この価値ある何かがバリューです。

バリューは多岐にわたります。バリューと聞くと、「当社独自の○○製法!」というように、具体的な製法や製品であったりサービスをイメージすると思います。もちろんそれもバリューの一つ。

でもそれだけではありません。

例えば、独自の考え方や判断基準、行動指針も立派なバリューです。当社にとって、先ほど挙げた「ブランドファースト」はブランドに関する考え方のバリューにあたります。

また歯科医院で考えてみると、「当院独自の○○治療法」は紛れもなく技術的なバリューです。それ以外にも、「常に、“患者様にご満足いただけるか?”を基準に判断し行動します(判断基準/行動指針)」も立派なバリューになります。

とある歯科医院の例
ミッション:
・歯科医療を通じて、地域の口腔環境を向上させ、患者様に笑顔を届ける。
ビジョン:
・分院を5店舗展開し、西東京エリアの口腔環境をくまなく向上させる。
・スタッフが患者様の笑顔をつくり、心までもご満足いただく。
バリュー:
・当院独自の○○治療法で痛みのない治療を提供する。
・常に、“患者様にご満足いただけるか?”を基準に、判断し行動する。

軸が企業を一つにしてくれる

当社のお客様には、歯科医院様や工務店様などの地域に根ざしたローカルビジネスを展開しているお客様が多くいらっしゃいます。そして「組織にまとまりがなくバラバラ」「スタッフの採用・育成方針がなくて、場当たり的な施策を繰り返している」という声をお聞きします。

しっかりと軸を定めることは、組織をまとめ働くスタッフの気持ちを一つにする「インナーブランディング」そのものです。

軸が定まっていることで、「行動指針」「当社に必要な人材定義」「育成計画」などの具体策がブレることなく決まっていきます。

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コロナ禍が去った後の企業の姿

リモートワークや自宅待機など、企業とスタッフの間に距離が生まれつつあります。ZOOMなどのツールの発達やデジタルシフトなどの流れも手伝い、緊急事態宣言が解除された後でもリモートワークを導入する企業は増えていくでしょう。

スタッフ全員が同じオフィスに集まる働き方から、ワークスタイルやキャリアデザイン、ライフスタイルに合わせた働き方を選択していく。そのような時代が、目の前まで迫ってきています。

でも、企業とスタッフの距離が離れても企業とスタッフは同じ方向を向いていないといけません。

企業とスタッフをつなぎとめて、一つにまとめてくれるもの。それが、ブランドでありミッション・ビジョン・バリューです。

さいごに

いかがでしたでしょうか? 企業の軸をつくるをテーマに、考え方編・つくり方編・広め方編の3回(予定)でお伝えしていこうかと思います。

なかなか先行き不透明で苦しい状況ですが、この記事が少しでも経営者様やスタッフの方にとってプラスになればと思います。

次回はつくり方編(近日公開予定!)でお会いしましょう。

ブランディングテクノロジー株式会社 コピーライター 和田裕史


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