成人式は着たい服で　自分の想いを選べる場が成人式であってほしい

成人式は振袖
これが「当たり前」ですよね

けれど振袖を着たくないから出席しなかった
という声も耳にしたことがあります

LGBTQの理解も進んだ昨今
「当たり前」を書き換えても良いのではないのかな
とも思います

かくいう私は
成人式にパンツスーツで出席しました

母子家庭で振袖レンタル代に驚愕し
振袖を着る選択肢を外したのです

でもそれ以上に
私はスーツを着たかった

私が２０歳の頃の流行の最先端
安室奈美恵さんのパンツスーツ姿が
あまりに格好よく憧れていたのです

当時の赤一辺倒のレンタル振袖より
自分で選んだパンツスーツで出席したい

もう成人式に出席する私の姿は
安室奈美恵さん！
この気持ちでスーツを着るのが楽しみでした😊

当日、母からルビーのネックレスを借りて
ダークブルーのコムサデモードのパンプス
ライトグレーのパンツスーツに
ダークグレーのロングコートでいざ！

一緒に出席した友人は
彼女のおばあさまの振袖でした

絞りの色合いがレンタルにはない美しさで
白地ベースだったので雪のようで綺麗でした

今ほど振袖の色もバリエーションが無い中
(ほとんど赤の振袖に真っ白のふわふわ)
そんな二人で出席したのです

現地まで車で送迎してくれた
彼女のお母さまが
「二人が一番目立ってたわ！」と
おっしゃったのです

そうか
目立っていたのか・・・
ここで初めて気が付きます

マイペースな２人だったので
目立つとか、他人の目も何も考えず
久々に会う知人友人話に花を咲かせ
式(再会)を楽しんでいただけでした

それはきっとお互い
着たい服を着ていたから

親孝行のためにとか
振袖でないといけないとか
まわりに合わせないといけないとか

周りの目を気にせず
自分主体で選んだから

私にいたっては
「当たり前」を打ち破っているんですよね

安室奈美恵さんしか頭になかったのですが
スーツという選択肢もあるのだ、と
新しい風を吹かせたのかもしれません
(もしくは変わり者と思われた？？)

当時の皆さまの
記憶の片隅にでも残っていたら嬉しい

振袖を着たくないから成人式に出なかったという声には
皆が振袖の中、スーツで行って目立つのも嫌だったから

という想いもあるようです

嫌な想いをしてまで出席しなくて良いと思います

けれど少しでも友人や同級生との再会を
楽しみにしている自分がいるのなら
自分が着たい服で出席してみては？と思うのです

他人の目を気にせず
自分が選んだものを堂々と
自信を持って

これが私だ、と

それが成人への一歩じゃないでしょうか

出席する
出席しない
振袖を着る
振袖を着ない

すべて自分が選んだことです
あとになって、やっぱり・・と思うより
自分のその選択に責任を持つ

成人式はそういう場になってほしいなと思います

ちなみに私の振袖を着なかった経験は
7年後着付けを習うという熱に変身しました

自分で選ぶという責任は
何度成人式を迎えたっていいと思うのです

今年、成人をむかえられる皆さま
おめでとうございます！

追記

お題＃多様性を考えるで
先週特にスキを集めました！の通知がきました！

♡ありがとうございます！