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【スタッフコラム 005】『トップガン』は最高のHRブランデッドムービーだ!

こんにちは。Branded Shorts プロデューサーの 阿部龍太郎 aka ドラゴンと申します。少し時間が空いてしまいましたが、 先日開かれたアカデミー賞授賞式では、 オープニングで、昨年大ヒットした『トップガン マーヴェリック』のオマージュ映像が流れましたね。

私はこの『トップガン』というシリーズは、アメリカ海軍にとって最高のHR(HUMAN RESOURCES) Branded Movieだと思うのです。

第一作目の『トップガン』(1986)ですが、海軍全面バックアップで撮影し、公開後志願者が爆増した背景の元、今作でも海軍が協力的という認識でした。以下の記事によると、前作でいうと志願者が500%増加したようです。https://screenrant.com/top-gun-us-navy-recruiting-applications-increase/

今作でも前作同様海軍がトップガン公開の劇場に、採用ブースを設置しているようです。 (私のリサーチした範囲では、今作についてはまだ実際激増したというデータは上がってきていないようですが汗)

https://www.warhistoryonline.com/news/us-navy-recruiting-top-gun-maverick.html?firefox=1

海軍(というか軍)がそもそも人手不足に苦しんでおり、ベトナム戦争も終わり、レーガン政権の保守的で明るい時代の中で、軍に志願しやすいムードだった前作とは事情が違うようです。(しかも前作で入隊した人々が昨今定年を迎えて人手不足になっていると言う皮肉…)

とはいえ、特に一作目については、アメリカ海軍に入隊した後のイメージを観客にわかりやすく、想起させることができた映画だったのではないでしょうか。 実情にどれほど則しているのかは分かりませんが笑(実際には、トム・クルーズやヴァル・キルマーはいないわけで、、、。) 青春としての海軍というイメージを広めることには成功したのではないでしょうか。

短編長編限らず、もっといろんな企業がいろんな目的で映画をコミニケーションツールとして使う時代が来ればいいなと思っております。

#トップガン #アカデミー賞 #映画 #採用 #人事