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BRANDED SHORTS 2024 受賞作品発表

2024年6月12日(水)赤坂インターシティコンファレンスで開催されたBRANDED SHORTS 2024 で今年の受賞作品が発表されました!

<BRANDED SHORTS 2024 審査員>
高崎卓馬(dentsu Japan グロースオフィサー /エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)※審査員⻑
浅井雅也(Droga5 Tokyo, Part of Accenture Song チーフクリエイティブオフィサー)
雨無麻友子(株式会社スタジオねこ 代表取締役 /映画プロデューサー)
木村健太郎(博報堂 執行役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサー、博報堂ケトル ファウンダー)
箱田優子 (映画監督)

【Branded Shorts of the Year インターナショナル部門 受賞作品】


I'm Dying Inside / 死にそうな私たち

作品名:I’m Dying Inside
監督:アルンダティ・タンドゥル
企業名:Modibodi
広告会社:Howatson+Company
制作会社:FINCH
選定理由:とても強い刺激を私達へ与えてくれた作品でした。メディアが変化する中で、フォーマットの縛りなく自由に作ることができるのがBRANDED SHORTSというカテゴリーの強さであり良さですが、それらを存分に発揮している作品でした。 タブー化されているトピックに対して若い女性たちがざっくばらんに会話を広げる本作品。日本ではここまでエッヂが効いたブランデッドムービーは中々ありませんが、視聴者が引き込まれるフォーマットに落とし込まれており、そういう視点を視野に入れて作品を作るべきだという光をくれた作品でした。

【Branded Shorts of the Year ナショナル部門 受賞作品】

ストレートパス / Straight Path

作品名:ストレートパス
監督:山中 有
企業名:東レ株式会社
制作会社:Mt. MELVIL株式会社
選定理由: ディテールに愛があり、徹底的に取材をされて作られてることがわかる作品でした。 BRANDED SHORTSで選ばれるブランデッドムービーとは、企業の人格を表現する一つの手段ですが、東レさんが細部までこだわり、色々なものを大切にしているということが、この映像一つ見ても伝わります。まさに、今年のBRANDED SHORTSを代表する一本だと思いました。


【Deloitte Digital Award 受賞作品】
「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに、 Purpose(存在意義)、New(新奇性)、Design(デザイン性)、 Human Experience(人の体験・体験価値)、Engagement(愛着)の5つの指標から選定

できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇

作品名:できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇
監督:浜崎慎治
企業名:丸紅株式会社
広告会社:株式会社電通
制作会社:株式会社DASH
選定理由:シンプルながらブランドの目指すべき姿勢がわかりやすく伝わっている作品。視聴者を映像に引き込んでいくストーリー展開、キャスティングやキャラクター選びなど、細部にいたるこだわりなどからも、ブランドメッセージの「できないことは、みんなでやろう。」が伝わってくる点を評価しました。

【HR部門 supported by Indeed, HR Best Short Award 受賞作品】
人材採用に繋がるブランディングの観点で「パーパス」、「企業の魅力・カルチャー」、「メッセージ」、「視聴維持」、「オリジナリティ」、「視聴後の想起」の審査基準で、最もエンゲージメント性の高い映像へ授与する賞

そう、あの料理店で・・・#1修行篇

作品名:そう、あの料理店で・・・#1修行篇
監督:原桂之介
企業名:全国料理業生活衛生同業組合連合会
広告会社:株式会社アイフィス/株式会社スガタクリエイティブ
制作会社:株式会社スガタクリエイティブ
選定理由:対照的な特性を持った二名を登場させ、 一見すると主人公は弱点を持っているように見せながら、その弱点と思っていた自分の特性こそ強みとして発揮できる就業環境であることをストーリーに巧みに組み込んでいる作品。多様な人が主人公になれる職場環境であることが伝わってきます。仕事の難しさや悩みも表現しながら、喜びを具体的に表現していた地に足のついた作品として評価しました。視聴者に共感を生み、“自分もこの仕事を目指したい“、”同じように感動する仕事をしたい“と感じさせてくれる力があったと感じました。

【第13回 観光映像大賞 観光庁長官賞 受賞作品】
日本全国47都道府県で制作された観光プロモーション映像・映画・ビデオの中から、 “観光振興”という観点で最も創造性、 振興性、話題性に優れた作品に授与

空の港のありがとう

作品名:空の港のありがとう
監督:Yuki Saito
地域名:千葉県成田市
選定理由:新型コロナウイルスが猛威を振るったここ数年のパンデミックを経て、ようやくインバウンド観光が戻ってきた今だからこそ、とても強いメッセージを感じるショートフィルム。 ラストシーンでの「行ってらっしゃいませ」という旅行者を主人公が送り出す言葉が端的に表しているが、、ストーリーからは「外国人の方々にとって国際空港のある成田から日本の旅が始まる。だからこそ日本の玄関口としてインバウンド観光の前線に立ち、誇りを持って皆様を迎えるのだ」という成田という地だからこその気概すら伝わってくる作品。 この現在を切り取りこれからの未来をも見据えた類を見ない観光映像である事を評価し、第13回観光映像大賞 観光庁長官賞に選出しました。