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エンゼルス フレッチャーが語るWBCイタリア代表への思い…の記事
この記事を読むとWBCという大会の意義がわかってきて、第5回大会を前にしてようやく面白い大会になってくるかもしれないとの期待が湧いてきた。
今回栗山監督がカージナルスのヌートバー選手を日本代表に選出したことで、私もそうだったがおそらく皆さんも誰?そしてなぜ日本代表に入れるの?というのを調べたのではないだろうか。
エンゼルス大谷選手の同僚フレッチャー選手がイタリア代表に選出されたのもヌートバー選手のケースと同じで、WBCが正式に定める代表基準(出場資格)の1つ「本人の両親のどちらかが当該出場国で出生していること」に該当しているからだ。
認知度を高め、野球の楽しさを伝える
記事によると、フレッチャー選手は「認知度を高め、野球の楽しさを伝える」ために母親が育ったフィレンツェを初めて訪れ親族とも会ったとこと。
いいこと言うじゃないか…
世界的にマイナースポーツである野球の世界大会の出場基準を選手の"国籍"だけに縛ると、いつまで経っても北中米諸国と日本韓国台湾を中心とした一部の限られた国と地域の大会になってしまっていただろう…
それを選手の出生地、両親の国籍や出生地などに拡げることでヌートバー選手やフレッチャー選手のようなケースが生まれたのだ。
実際にイタリアや例えば日本が予選で戦うチェコの国民がWBCという野球世界大会の存在を知っているのか、どこまで注目しているのかは正直分からない。
ただ、WBCを通じてそれぞれの国民が少しだけでも野球というスポーツを知ったり、日本人がヨーロッパの国が野球やってるの?実力はどれほど?と気になるだけでも野球の認知度向上のための進歩であり、大会を主催するMLBの狙いに対する成果が見えてくるのかなと思う。
野球の世界普及に向けて
WBCの大会方式そのものに対しては、下の投稿に書いたようにまだまだ改善の余地はあると思っている。
ただ、大会を重ねることにより野球最高峰のMLBを目指す選手が増え、結果として下の投稿に書いたようにMLBへの出場登録選手の中での"米国以外の国数・割合"が増えていけば、野球に対する見方も変わっていくのかなとも思っている。
まずは3月に開催される第5回大会が日本でも世界でも盛り上がり、成功に終わることを期待しよう。
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