彼女がこの世を去り、悲しくはあったけれど、不思議と寂しさはなかった。 彼女がどれだけ人を支えたか、救ったか、愛したか、愛されたか、測る術も知る術もないけれど、私にとって彼女は、あまりにも私の一部として、いや芯として深く、深くまで浸透しすぎてしまっている。 彼女がくれた音楽、思想、感情、言葉、愛。全て私の胸の中で生き続ける。これからも私を支え、私を動かし続ける。 ただ、今までよりもっと会えない距離に行ってしまっただけ。それがとてつもなく悲しいのだけれどね。 叶わない我儘
7月入る前にひっそりと立てた今年の夏やりたいこと。8月も終わってしまったので結果発表といたしましょう。 14個中6個達成。達成率43%、社会人だったらギリ（ちゃんと）怒られる数値。 いや〜圧倒的創作意欲の欠如。動画とか曲とかってもう少し計画練って創り上げるもんだと改めて実感しましたわ。でも言い訳はさせて、1秒尺の動画は描いた、夏祭りは歩こうとしたけど体力不足で断念、曲も楽譜買って着手はしたし毎週末ギター触ってた、絵は1枚仕上げたし2枚目描いてる。ただ、私と時間が足りな
数年ぶりに本を買った。いや、読み物としては十数年振りかもしれない。手に取ったのは哲学に関する教養本だ。 あまりにも思考を巡らせすぎて、生き易さとか、自分の将来とかを考えてる時に、これ哲学じゃね？（浅はか）と思いたち、まずたどり着いたのがラッセルの幸福論だった。 この言葉を受け取ったつい先日の哲学エアプの私は、内省に内省を重ねこんなブログまで綴る私はラッセルに倣うと不幸まっしぐらではないか？と気がついた。後にこの幸福論を掻い摘んでみれば、うちに向けること＝内省というわけ
みんな大好きりりむの名言 最近好きなコメントとか文章とかツイート（ポストとは絶対に呼ばない）とかをスクショしてアルバムに保存することにハマってるのですが、なーんも知らないやつらを抱きしめてやりたくなるんだよ。いや、なんも知らないから抱きしめてやりたくなる？んだ。 勝手に失恋したオタクくんも、道端にチェキ捨てたヤツも、捨てられたアイドルも、○貞卒業ストーリーを綴って文才発揮しだすヤツも、なんかエモい歌詞引用してインプ稼ぐゾンビも、デート前に洋服と髪型悩んで最初と全く違う姿に
「あなた人に興味ないでしょう」 現職についてから散々に言われてきたセリフだ。ええ、そうだとも。つい最近まで他人への興味の有無なんて考えたことなかったが、世の中の蓋を開けて覗いてみると、私はかなり興味ないと思ってる部類であるように感じた。それはそうだ、恋バナはできない、バンドも組めない、SNSは人知れず躊躇いもなくミュートする奴が人間に興味あったほうがどうかしてよう。 でも別に興味ないことは変でもない。けれど冒頭の言葉を言われ続けてると少しずつ感覚が捻れていく。“興味を持つ”
はじめ 感情を言葉にするのは酷く複雑な作業であると私は思っている。2023年の1月頃からこのnoteに私の感情やらエゴやらなんやらを書き連ねるようになったが、公開されているのも本当にほんの一部に過ぎなく、未公開の、書き途中の散らかったぼやきや叫び、泣き言がうんと眠っている。形のない曖昧な感情を、私が感じているニュアンスを他人に伝えるとすると酷く時間がかかり、そのうちに飽きてしまったり、別の感情を書いてみたりで気づいたら塵で小さな山をつくってしまった。そんな山のような保存リ
仕事できもしないのに新しいスーツ買って着てうきうきしてごめんなさいって感じ
先日、逆流性食道炎と診断されまして。なんか胃に違和感を感じながら過ごしてはいたのですが、ある時突然の胃痛で立っても座ってもじっと横になることもできず、数十分間悶えた時は、ああこれは限界だ…と色々悟って若干泣きました。でもそれと同時に、日々のストレスに身体が拒み始めているという事実に少し嬉しくもあったんです。 けれど、みぞおちを突然刺すこの痛みはなかなかきつくてきつくて。あの、ドラマとかの出産のシーンってお母様方叫ばれるじゃないですか。それに独身彼氏なし23歳女が謎に共感し
私は私のことが大好きで私のことが1番大切で私が世界の中心だと思ってるくらい（過言）なので、勿論のこと視野は激狭なのですが、会って3日のそんなに話してない上司からそれを見透かされたように「世の中にはいろんな人がいるって知ってた方がいいですよ」って言われました。あまりにも的を射た言葉に悔しくて恥ずかしくて泣きたくなって、あれから私の頭の中で毎日のように反芻しています。私の心を毎日深く深く削っているのです。今後会うことも話すこともない人だけど、忘れることもないんだろうなと思います。
上司との面談で「辛いことやできないことに向き合って欲しい」って言われました。私は私と向き合うことが大嫌いなんだと思います。ピアノの練習だってろくにしてこないでレッスンの1時間前の付け焼き刃の練習の成果を披露してたのに、自分のできないに向き合えなんて。 じゃあ、このブログは何？って思うところもあるのですが。ここはおそらく私が私と向き合うためではなく、可哀想な私を庇うために作られた場所だと思うのです。思考のドツボにはまって快楽として縋りつこうとしているのがここです。 でも、向き合
自分のブログを読んでて、書いてて、被害者ヅラ甚しくてきもって思う瞬間がかなりある。でもそういうマインドだからブログが書けているんだよな〜しょうがない、に落ち着く。
先日仕事の案件を失敗で終えたとき、自分の大切にしていたものに盲目になっていたことに気がついた。ずっと前にその結論に辿り着いていたはずなのに、社会に属するためにと自分に蓋をしたまますっかりそのことを忘れながら、知らず自分の正義を踏み躙っていたことに耐えられないほど虚しくなって、その日は泣きがながら長い長い家路に着いた。 一定数の女子は1度くらい“運動部のマネージャー”という存在に憧れたことがあるだろう。私ももれなくそのうちの1人であった。そんな今の私を知ってる人から思えば
自分の弱さに対してのファーストアクションが行動か、思考か。 私は紛う方なく後者である。そのため、思考は意思を持ったかのように迷路の奥深くへ歩を進め、そこから出られなくなっていく。その末に“病む”。このブログはその病むまでの過程に形を設け、思考の整理をしようと思って始めてみたものである。しかし、感情の言語化のためにその感情についてさらに考えなくてはならないから、結局病みやすくなったように思える。 弱さに対してすぐに行動ができる人は、きっと改善なんていとも容易いのだろう。きっ
会話の経緯は省かせて貰うが、「朝聴いてきた曲に引っ張られて今めっちゃネガってる」というようなことを友人に言った時「なんで？」とシンプルに聞き返されたのをふと思い出した。その人がどこに疑問を持ってそう問てくれたのかが、いつまで経ってもわからなかった。私は「朝聴いてきた曲に引っ張られて」と一応理由を述べているからそこへの疑問ではないだろう。つまりはその先の「なぜその曲（ネガティブな気持ちにさせる曲）を聴いてきたのか」が疑問に思ったのかもしれない。 きっとその人の中での「音楽
