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打席に立つ回数を増やしたくさん失敗して学べ~『20代を無難に生きるな』~


印象に残った言葉たち

20代のあなたが、いまよりうまくいくのは簡単だ。
「とりあえず言ってみる」という癖をつければいい。

p.53

つまり、努力が叶うスパンを長く取っていれば、その努力はあなたの人生で必ず役に立つと言えるのだ。

p.97

あなたがあきらめさえしない限り、いつの日か振り返ったとき、あなたのいまの努力から生まれた悩みが、後の道しるべとなる日が必ず来る。

p.99

「あの人って、いい人だよね」という評価がある。
その場合の「いい人」とはつまり、「誰にとってもいい人」なのではなく、「自分にとって都合のいい人」であることが多い。

p.109

自分にとっていらないものを手放せば、あなたはもっと自由になれる。
いい人にならなくても、失うものは案外ないと気づくはずだ。

p.111

人生で後悔する人には、2つの共通点がある。
それは「最後の決定を自分で判断しない」ということ。
そしてもうひとつは、「すぐに人のせいにする」ということ。

p.120

しかし、ここで大切なのは、折れない心をつくることではなく、折れてもそこから立ち上がるスピードを速くしていくことだ。

p.124

「俺はこう生きたよ、ところであなたはどう生きる?」

p.126

それは、影響力の強い方が弱い方を染めていくということだ。
変に「学ぶんだ!」と力むより、できる限りその人と一緒に行動するだけで、その思考というものは移っていく。

p.129

伸びる人、やがて社会において頭角を現す人はすべてと言っていいほど、一流の師を持っている。

p.134

「ここを『いい』『悪い』って考えるから行き詰るんだよ。あのな、いいときは『成功期』、悪いときは『成長期』なんだよ」

p.180-181

「だからうまくいかないときは学ぶときなんだよ。
そして、うまくいったら成功期。こう考えたら人生っていい時期しかないんだよ」

p.181

自分の人生が終わるとき何を残すか、何が残せるかを考える時間を、年に一度、ほんの少しの時間でもいいからつくってほしいのだ。

p.202

あきらめるな。流される生き方を選ぶな。
人生で一度しかない20代を無難に生きるな。
「こうなったら自分はこう動く」
「これはやらない」
「これは必ず守る」
20代のうちに、しかっりとした自分の芯をつくれ。

p.208-209


やってみること

  • Facebookをインストールして登録する

  • 学んだことをすぐに行動に移す

  • 自分の都合だけを優先して生きてみる(私は周りに気を使い過ぎている)

  • 「西郷どん」を見る

  • 諦めて人達のそばに居座ることをやめる

  • もっと、欲張りに生きる

  • 鹿児島の知覧に行く

  • 今のうちに自分の人生の軸を作っておく(就活にも使える)

  • いい人を辞める

  • 失敗を成長期、成功を成功期と捉える


感想

強い人に弱い人は影響されるとある。実際、私も小学生の時にとても影響を受けた友人がいた。彼は私にとても強烈な影響を与えた。恐らく、彼と出会っていなかったら、とっくにどこかで自殺していただろう。

いつの間にか仲良くなり、気が付いた時にはいつも一緒にいた。何故仲良くなったのか、全く覚えていない。恐らく、おそろしく気が合い、同じ思考回路を持っていたからだと思う。半年しかクラスが一緒にいなかったが、何年も一緒にいたように今思うと感じる。とても、大切な思い出だ。

歴史書でも読んで、昔の人の価値観を知っていこうと思う。司馬遼太郎の本が一番読みやすい気がするのでまずは『燃えよ剣』を読む。

尊敬する師のような存在は私にはたくさんいる。
塾の講師(学ぶことの大切さを知った)
習い事の先生(礼儀正しさ、常に上を向いて歩くことを知った)
友人(大胆さ、一人でもやっていく力を知った)
坂本龍馬
スティーブ・ジョブズ
マルコムX
寺山修司
手塚治虫
など上げればきりがない。

後はいい人を辞めることだ!
小中高の時は、クラスメートに”いい人”と言われていた。今思えばそれは、”私にとっての都合のいい人”だったのだろう。
学校教育が自由を許さない環境だったので”イイ子”のままここまで来てしまった。
ここからの人生は欲張りに生きようと思う。


書籍情報

20代を無難に生きるな
永松茂久
きずな出版
2022年6月20日 第22刷発行


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