最近の記事

国際生物学オリンピックまでの道 ~第2回 本選~

はじめに予選を通過したら、次は本選です。 …正直、「勉強法」という観点から本選に関して言うことはあまり思いつきません。第0回・1回記事でも述べたように、予選から本選までは時間がなく、予選までの生物学学習の成果(&本選の謎形式試験への適性)が本選での成績に最もよく反映されると考えているためです。 しかし、本選が「大会」という特殊な色合いを持っていることは事実です。そんな場で実力を発揮できないのは勿体ないので、この記事では主に心構え面を述べていくことにしますが、割と言いたい放題

    • 国際生物学オリンピックまでの道 ~第1回 予選対策~

      ※今回の記事は、高校生活の前半に作成した文章の引用を多分に含みます(恐らくこの時期に作成した文章の方が初学者の視点に立っているため)。 ※主な想定読者層は中1~高2(受験勉強をしていない暇人)です。受験生は受験勉強に励みつつJBOの過去問を解いてください。 予選対策で目指すこと・高校生物を理解する ・競技生物の形式に慣れる ・予選を受ける 予選は小学生でも中一でもとにかく受けましょう。はじめは散々な点数かもしれませんが、生物学オリンピックの問題は解くことに意義があります。

      • 国際生物学オリンピックまでの道 ~第0回 アウトライン~

        ※この連載に用いる資料は、高校時代に制作した内部用資料を編集して一般向けに公開したものです。 この資料に基づいた学習の結果に関して、筆者は一切の責任を負いかねます。 生物学オリンピックの概要に関してはこちらから はじめにこの文章全体を通して、国際生物学オリンピック(IBO)での好成績を目標とする語り口を採っていますが、IBOが生物学の全てではなく、ただ1つ目指すべき道でもありません。 IBOへの挑戦は生物学の深みに触れる手段の1つに過ぎません。IBOに参加するか否かに関わ

        • 国際生物学オリンピックの実験試験ってどんなもの?

          ※この記事には筆者の偏見と主観が多分に含まれます。 国際生物学オリンピックの概要に関しては後日更新します。 理論試験の概要は こちら から 国際生物学オリンピックの試験について国際生物学オリンピック(IBO)とは、中高生への生物学教育の金字塔です。 参加者の実力を正確に結果へと反映するため、試験形式にはいくつかの工夫があります。 ①客観式試験  言語の差を排するため、記述なしで評価できる試験を行います。 ②T/F・数値記入が主  択一式(「1つ選べ」)の問題は消去法で解け

        国際生物学オリンピックまでの道 ~第2回 本選~

          国際生物学オリンピックの理論試験ってどんなもの?

          ※この記事には筆者の偏見と主観が多分に含まれます。 国際生物学オリンピックの概要に関しては後日更新します。 実験試験の概要に関しては こちら から 国際生物学オリンピックの試験について国際生物学オリンピック(IBO)とは、中高生への生物学教育の金字塔です。 参加者の実力を正確に結果へと反映するため、試験形式にはいくつかの工夫があります。 ①客観式試験  言語の差を排するため、記述なしで評価できる試験を行います。 ②T/F・数値記入が主  択一式(「1つ選べ」)の問題は消去

          国際生物学オリンピックの理論試験ってどんなもの?