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私の人生を変えた魔法の言葉。慈悲の瞑想。

多くの文章やノウハウ、宗教思想思考法、テクニック呼吸法。ありとあらゆる物を試してみたが、最も効果があるものが慈悲の瞑想であった。これは自分が14年取り組んでいて、常に肩身離さず持っている伝家の宝刀である。
慈悲の瞑想とは以下の言葉を唱えることである。


私が幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いが叶いますように
私に悟りの道が開きますように

私の親しい人が幸せでありますように
私の親しい人の悩み苦しみがなくりますように
私の親しい人の願いが叶いますように 
私の親しい人に悟りの道が開きますように

生きとし生きるものが幸せでありますように
生きとし生きるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生きるものの願いが叶いますように
生きとし生きるものに悟りの道が開けますように

他にもフレーズはあるが重要な物だけにしておく。
この単純な12センテンス216文字の文章、そこに真理が詰まっている。
何回も唱えるとよい。
また、瞑想対象は特定個人や家族等に変更してもよい。
また、瞑想対象者が望むこと、例えば、
私の妻が事業で成功できますように
等、内容を適宜変更しても構わない。
慈悲の心を発揮させるのが瞑想の目的である。
だからこそ適宜言葉の内容は変更してよい。
この言葉は美しい。この言葉は真理である。この言葉は精錬され完成している。
短いながらも人の心を整え、いい影響を与えてくれる言葉であることは間違いない。ウェブ上でコンサルティング業を営んでいた時、100人以上のクライアントを相手に伝授をしてきたがそこでも評判が良かった。自分だけでもなく他の人にもいい影響をもたらすことは間違いないだろう。
心の中で唱えるのもいいが、集中できる環境で繰り返し復唱することがより効果的である。実際に言葉にだしていうと全く違う。繰り返し唱えて口癖のようにしてしまうのが良い。言霊という概念はあまり好きではないが、自分でしゃべった言葉は間違いなく自分の身になっていく。朝起きた時、精神的に不安定な時、信号待ちや運転中などの隙間時間に唱えてもいいだろう。
慈悲の瞑想を何年も続けており唱え続けていると次のような変化が起きた。
精神的に良好になる。人間関係が改善する。乱れた心がチューニングされるのであろう。また、精神的につらい時でも立ち戻るものがあったので、その時も助けられることが何度もあった。
また、次のような効果もあった。慈悲の章句を唱え、幸せであることを願うようになった。そして幸せであるためには自分には何が必要か考え行動に移すようになった。私が幸せでありますようにという祈りは、自分の幸せのための行動へとなるだろう。それは自分の幸せだけではない。瞑想対象者である親しい人や生きとし生ける物のに対しても具体的な行動を起こすようになる。特に自分の家族や配偶者に向けて瞑想をすると相手に対して優しくなれるし配慮もできるようにある。困っていることを手伝ったり望むことは何かと考えるようになる。だから特に良好な家族関係のためにも慈悲の瞑想は有効である。
私が幸せでありますように。そのためにはどうすればいいか。そして幸せであるために行動する。
私の家族が幸せでありますように。悩み苦しみがなくなりますように。願いが叶いますように。そういったことを真剣に祈ったら必ず行動が伴うであろう。
私の悩み苦しみがなくなりますようにの章句も勿論同様である。
瞑想の定義は難しいが、慈悲の瞑想については実際は祈りであると思っている。
そして祈りとはただ祈願するだけではなく、本当に心から望むことであれば間違いなく行動に移すと私は考える。
強くなりたい、美しくなりたい、恋人が欲しい。
強く願う者は必ず行動が伴うだろう。
慈悲の瞑想は美しく精錬された言葉で心がきれいになるだけではなく、自分や親しい者、そして生きとし生きるもののために行動することだと思っている。
繰り返し唱えて、祈りを行動に移して、慈悲の瞑想を己の信念にすればよい。

慈悲の瞑想は珠玉の言葉である。
リラックスは現実逃避やテクニックでするものではない。慈悲の瞑想を唱え、実行すれば人格が変化しリラックスできるようになる。自分の意識を慈悲の瞑想の章句に染めていくのである。不安や懸念事項、つらい過去等あればリラックスは困難であるが、幸せであるよう祈り行動をしていれば悩みもなくなるであろう。

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