能登半島地震介護職員等1.5次避難支援に行ってきた

夜間支援にあたらせてもらった。
感じたこと①
介護スタッフの能力が自分には無いなということ。「~さんがトイレに○○回行った」、「○○さんは食事は○○が好きではないため注意が必要」など全く頭に入らない。細かい事が気にならない性格なのか、荒井さんが言っていたことがそのまま思い出される。「喬史は管理職に向いてる。視野の広さがあるから。でも、細かい事は気にならない、非常にざっくりしている。」その通り。同じ福祉でも介護職への転身は無いなと思った。
感じたこと②
就寝前のAさんの話が印象的。「輪島市は待ちの姿勢。被災に遭ったことをスマホの専用アプリに登録しろという、こんな年寄りを捕まえて。仮設住宅への申請も非常にややこしい。自分のように金沢に親戚がいて頼る人間がいる者は良いが、単身の年寄りは大変だと思う。」
寄り添えていない。寄り添って支援していくことがどんなに大変なことかは分かる。でも寄り添えていない。そして、要介護の人間は恐らく手厚いサービス、優先的な施設への移行が行われているのだと思う。制度の狭間が個々でも起きているなと思う。職場のTさんが行く前に話をしていた、「生き方がヘタだったり、ちょっとトロい人が一番割を食っていると思う。」その通りだと感じた。発達障害か?と思うような人やくせ者が多かった印象。石川スポ
ーツセンターはそういう人の受け皿だったことを感じた。
正直に、書く
皆こういうこと考えているのか?もっとシンプルなのか?
LINEで「被災者のために自分が出来ることは何なのか。寄り添いたい。、一生懸命に。避難者のありがとうの声にチカラをもらった。」
とっても大事なこと。でも、それだけ?シンプル過ぎない?浅くない?
そこでもっと感じる事ってないのかな?と思ってしまう。
自分は2面性があると感じる。自分がいち支援者として感じたこと、そして全体を見渡して感じたこと。人から見たら「おまえ、評論家か?」なんて思われてしまうかもしれない。でも仕方ない、そう思うのだから。
自分を責めず、自分が感じたこと、大切にしていきたい。


  

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