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通訳者はどうやって通訳者になったのか

日英フリーランス通訳者のかぴまるです^^

通訳者ってどんなイメージでしょうか?「英語がペラペラ」「要人やスターの横に立って訳している」「国際会議などで通訳ブースの中にいる」「英語だけじゃなくて中国語とかの通訳者もいる」、、、どれも大きくは外れていません。通訳者じゃない人から見ると通訳者って意外と謎が多いのではないかと思います。

「そもそもどうやって通訳者になったのか」もその1つかも知れません。私は高校生で通訳者を目指し始めましたが、周りに通訳者がおらず全然情報がなかった。。。そのため暗中模索、遠回りをしながら10年ほどかかり通訳者になりました。通訳者にこれからなりたい方、仕事として興味がある方、単純な興味から、記事をたまたま見つけたから、色んな方が読んで下さったら嬉しいです!

「通訳者」と一括りにいっても種類があります。
会社に雇われて社内で働く「社内通訳者」、フリーで活動する「フリーランス通訳者」が大きく分けた場合の2つのカテゴリーかと思います。その他、ボランティアに近い通訳になりますが観光地などで案内をする「通訳案内士」、病院などで多少の報酬をもらい外国人の付き添いをする「医療通訳者」などがあります。職業として通訳者になる場合、社内通訳で経験を積んでから、フリーランス通訳者になるケースが多いのではないかと思います。
私も社内で8年ほど経験を積んでからフリーランスになりました。

で、「どうやって通訳者になるか」に戻ります。
王道は通訳学校に通うことです。サイマル、インタースクール、ISSなど色々な通訳学校があります。「通訳学校」と検索すればたくさん出てきます。
学校では準備科、本科1〜4(学校によってコース名は様々)などとコース分けされているので、スキルテストを受けて自分のレベルに応じたクラスからスタートします。通訳経験がすでにあるという場合を除き、通常は準備科や本科1 などから始まることが多いかと思います。私も準備科というところから始まりましたYo!(まだ通訳者になるためのスタート地点に立っていませんねという、レベル!♪( ´θ`)ノ)

コースは半年で1タームでした。「サッと卒業して早く通訳者になろう!」と思って意気込んでいたんですが、それが無理無理無理。。。。
先生が「この人は次のレベルに進めるか」を日頃の授業でのパフォーマンスを見て判断しています。それで「イマイチ」となると落とされて「はい、来期もう1回同じコースやってね」となります。なかなか進級できない。。涙あるクラスでは10名ぐらいのメンバーがいましたが全滅で進級者なしという時もありました。

長くなったので一旦切ります。後半へ続く( ^ω^ )



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