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ユニリタ法務部ロードバイカーのお仕事雑記帳

皆さんこんにちは!
ユニリタ法務部の小平です。

週末はロードバイクにまたがり汗を流しています。

ロードバイクの写真

全然速くはないですが、何も考えずに景色を眺めながら走るのってリフレッシュに最高なんですよね。

写真は、九十九里浜。
私の家の幕張からちょうど往復100kmのライドで爽快です。自転車に乗っていると、知らない町や景色に出会えて感動することがあります。

ゴルフ俱楽部を取り囲むような素敵な街並み!?
こんな危険な山道を通れるのか!?
成田空港に着陸する飛行機をこんな間近で見られるなんて!?
などなど。

これから小出しに皆さんにも紹介させていただきますね!


論理と私の業務視点

さて、最近「論理」について新入社員と一緒に考えてみた機会がありました。今回の雑記帳はこの論理に紐づけて私の業務視点を簡単に振り返ってみたいと思います。

うわぁ面倒くさそうと思ったあなた、大丈夫です!学問的な話ではなく、完全に私の意見であり、全く難しい話ではありません。

例えば、社員からの法務相談の業務を例に挙げてみます。

私の思考回路は、ざっくりいうと以下の3つの流れを辿ります。

  1. 相手が求めている目的(ニーズ、論点)は何か

  2. 目的を解決するための情報、知識、事実の収集

  3. 収集した情報を解釈して、目的に沿った判断を下す

私のこれまでの法務業務人生を振り返ってみますと、年季によって①②③に対する私自身の重み付けが異なってきたことに気付かされます。

どういうことかというと、法務業務に就いた当初、前提となる知識が圧倒的に不足していることに危機感を抱きました。ひたすら専門書を読んだり、社内業務に関する情報収集をしたりと、とにかく前提知識のインプットこそが重要と考えていました。
すなわち②のフェーズの話ですね。

ある程度、前提知識や社内情報に精通してきて不安がなくなったかというと・・・「NO」。今度は、「私の出した結論が本当に合理的なんだろうか」「こんな若造の意見によって会社に迷惑をかけたらどうしよう」といった不安に駆られることになります。
すなわち③のフェーズですね。

でもこの不安って考えだしたらキリがないですよね。
とある外部のセミナーで同じような不安を抱えていた人に講師がいった言葉が印象に残っています。

「あなたの意見で会社が傾くなど自意識過剰。あなたの意見を採用するかどうかは、上長や会社の判断。私はあなたの意見が聞きたいのだ」

なるほど、私が不安なら、聞く方だって不安になる。あくまでも客観的な事実に基づいて、私の意見を毅然と示す。何とか頼られる法務になりたいと思っていた時期でした。

ある程度②③に対する不安もなく業務をこなせるようになってくると、相手の要求するニーズに、これまで以上に寄り添えるようになった気がします。
これは土台となる知識や判断の経験が豊富になることで、目的に沿った判断を下せる術が身についたからかもしれません。

「お客様の事業価値の創造」「お客様の立場になって考える」
これはユニリタの活動の指針となるものです。
私も同じ目線から、相手が求めていることは何か、それを実現するためにはどうするか、という観点を特に重視して法務業務を捉えるにしています。

今回はちょっと抽象的な話でしたが、次回は具体的な業務を取り上げて、ユニリタ法務部の業務効率化事例などをご紹介させていただければと思います。

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