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ほきくんのリハビリ記録㉝  ~大切にしてきたこと~

歩行器を使っての散歩中、<下>しか見ていません。(90度)
つまり、ほとんど何も見えていない、ということです。
 
ほとんど何も見えなくたって、<家の近所の散歩>には困りません。
街の様子がだいたいイメージできるから。
 
 
料理に使う食材の買い物がしたい!
だったら、顔を上げて周りが見えるようにならないと。(90+90=180度)
 
 
 
顔を上げるための練習開始です。
 
 
やみくもに練習しても、
顔を上げられるようには絶対ならない予感がありました。
なので、練習内容は工夫しました。
 
何度も繰り返したのですが、
<練習ⅰ・ⅱ>は失敗でした・・・
 
 
<練習ⅲ>
・宣言1回目:「下を向くぞ~!絶対、顔を上げないぞっ!!
 
ほんの少し顔は上がったけど、すぐ、また<真下>に逆戻りです・・・
< 90+10 → 100-10=90度・・・ >
 
・宣言の2回目:「今よりも、少しだけ(20度くらい)顔を上げるぞっ!]
・ストップ
 
・宣言3回目:「さっきよりも(70度くらい)顔を上げるぞっ!]
・ストップ
・確認:「顔を上げられるぞ!!(20+70=90度)
 
 
 
顔を上げられるようになったのですが、
 
<練習ⅲ>には大きな問題がありました。
 
 
 
▼問題一つ目:10歩進んだらその都度「ストップ」しているところ。
・これでは50m進むのに、1分以上かかってしまう。(あまりにも非現実的ですね。)
・練習ⅳでは、「ストップ」しないようにする。
 
▼問題2つ目:一気に顔を上げるのではなく、「20度→70度」と段階を設けてる。
・これは練習ⅳでも続ける!?
 
私は以前から、何か大きな目標を達成させたいときには、
「一気に、短時間で、達成する」のではなく
 
「時間はかかるけど、少しずつ、その目標達成に近づいていく。」
ようにしていました。
 
<スローステップ>ってやつです。
 
 
 
♡<一気に、90度を達成するぞ!>と自分に気合を入れる!
・「1回で達成」できる人は少ないはず。
・何度も失敗する人がほとんどじゃないのかな。
 
失敗が続くと、
掲げた目標に対して「無理だ・・・もういいや・・・」
ってネガティブな気持ちが生まれてきます。
そんな風に思ってしまったら、もうゲームオーバーです・・・
 
ネガティブな気持ちは、目標達成に向かう<やる気>を奪います。
<やる気>がなくなったら、目標は絶対できません。
 
 
♡焦らず、自分のペースで、<スローステップ!>
・少しレベルを下げて、まずは20度に挑戦・・・成功
・少しレベルを上げて、次は70度に挑戦・・・成功
 
<スローステップ>は時間はかかりますが、成功が感じられる場面が多いです。
 
成功が多いと「顔が上げられるかも。」とポジティブな気持ちが生まれるはずです。
ポジティブな気持ちは「自信」です。
この「自信」は何事にも活きてくるはずと信じています。
 
だから、<スローステップ>は【練習ⅳ】でも続けます。
 
 
 
 
今日も、先日の<リハさん記録>を1つ紹介して終わります。
 
◇5月25日のリハさん「町中華 わたる」
◆利用駅:JR総武線でも京成線でも「幕張本郷:22・23・24・36駅目」、改札出てすぐの駅ビル内1F
◆ホーム間隔:A
◆京成JRとも、津田沼から片道:146円
◆食べたもの:五目やきそば980円
◆ほきログ:◎ 
◆出入り口の段差:フラット・出入り口前に緩やかな傾斜あり 傾斜で転倒しないように気を付けながらドアの開閉は難しい。

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