友達付き合いについて

就活と関係ないようで、関係ありそうでやっぱりないような、そんな話です。
まあ、自己分析の一環とでも。

先日、とある友人と飲みに行きました。
その友人とは1年生の頃に知り合って、特に学部が一緒だったわけでも、授業が被ったわけでも、部活やサークルが同じだったわけでもないけれど、何度かご飯に行く仲でした。
1年生の頃はお互い成人してなかったし、飲みに行くことはなかったのですが、3年生になって初めてお酒を酌み交わしました。

何がすごいって、2年生の間、そして3年生になってもこれまで一度も会ってなかったんですよ。
約2年ぶりの再会だったので、会う前は少し緊張していたのですが、話してみればすぐ、あの頃と同じ空気間で、楽しかったなあ。
お互いに違和感のなさにびっくりしていました。

お互いに変わっていたのは髪型ぐらいでした。
約2年のブランクを埋めるように、いろんな話をしました。
お互いのサークルの話、委員会の話、勉強の話、就活の話、恋愛の話。

「あ、まずそこから話さないとダメか!」
みたいな。

こう振り返ってみると、私の話を聞いてもらうばっかりだったかもなあ。
次に会ったときは沢山きこう。


私は、人間関係とか、関係構築とかに少し苦手意識を持っている部類です。
それなりに知らない人とも話せるけど、スイッチを入れないとダメなんですよね。よし、対人モード!みたいな感じです。そういう風にして接してると、当たり障りない感じになってしまうというか。
一緒にいれば慣れてくるので、そういうモードに切り替えなくても大丈夫になる場合が多いんですけど。
心を開くまでが長いともいえるかもしれません。

だから、長く一緒にいる人ほど親しくなりやすくて、素の私というふるまい方ができている感じがするんです。

でも、先日会った友人のことを考えると、
どれだけの時間を一緒に過ごしているかは関係ない、という人もいるんだなあと。
あれだけサークルで毎日のように顔を突き合わせていた人でも、いまだに距離感をつかみきれてない人もいるってのに。
気が合うとはこんな風なことを言うんでしょうかね。

人に、人間関係で悩むなら気が合う人とだけ付き合うという手もあるでしょう、と言われたことがあります。
気の合う人とだけ付き合っていけば楽だとは思います。
そうするときっと楽なんだろうけど、私はかかわった人には情が移ってしまうタイプなんでしょうね。

たとえ2年一緒にいても距離感が掴めない人でも、愛情があるんですよね。
たとえ2年会わなくても距離感バッチリな人でも、同じだけ愛情がある。

もちろん苦手だなとか、嫌いだなと思う人はいて、そういう人とは距離をとりたいけれど、気が合わないくらいでその人との関係を断ちたくないなと思います。

人と人との関係って尊いものです。
それを楽か否かという物差しだけで、ないものにしてしまうのは寂しい。

どうせこれからも人間関係で悩むし、うまくいかないことなんていくらでもあるだろうけど、その関係を尊いものだと思い続けられるような人生を過ごしたいなと思います。





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