ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep62〜
第七章 エジプト編
三十路センチメンタルジャーニー
ep62 フライトの安全は神の采配
いよいよイエメンへ移動開始。狙ったわけではないが同部屋の男前R氏と同じ飛行機となり行動を共にすることになった。なんせ未開の地イエメンということで、一人では心細いというのが本音でそれは男前R氏も同じだろうと思う。宿で昼過ぎまでゆっくりパッキングして12.30頃に出発。まずはバスターミナルからアレキサンドリアに向かう。格安航空のLCCではカイロからの出発便はない。
アレキサンドリアは地中海に面したエジプトの貿易港湾商業都市。アレキサンドロス大王がクレオパトラにプレゼントした町(多分)だ。街並みはカイロよりもヨーロッパ的で歩いている人も心なしかお洒落に感じた。街いく女の子はムスリムなのか、キリスト教なのかスカーフすらしていない子がたくさんいる。ああ、カワイイ・・・
飛行機のフライトまでは時間があったのでとりあえず人間観察しながらお茶をして、魚を食べに行くことに。ここアレキサンドリアにはシーフードレストランがたくさんある。地中海の恵みである海老、イカ、白身魚とまあぶっちゃけダハブとたいしてメニューは変わらない。違いといえば魚がちっと泥臭く感じた。ついでにエジプト地ビールステラも飲んで二人とも大満足だった。
一息ついたところでまだ時間に余裕はあったのだが、これといってやることもなかったので早めにタクシーで空港に向かうことにした。しかし捕まえたタクシーのドライバーが英語が全くわからないおっちゃんだった。何とか荷物を見せたりパスポートを見せたりしながら説明し、安心してドライバーに任せていたのだが、ついた場所は船の港。おいおい(-.-;)y-~~~
ここから再び2人がかりでジェスチャーによる説明がはじまったのだが、次にドライバーが向かってくれたのはどこかの国の領事館。ああーーーーーー違うーーーー!!三度ジェスチャーで説明。飛行機を連想させるために幼稚園以来、まさかアラウンド三十路になって、いっぱいに手腕を広げて飛行機の真似をした。そして今度こそ飛行場に着いた。早めに空港に向かっていてよかった・・・
ここアレキサンドリア空港は滑走路を除けば日本の地方郵便局より小さい。内容としてはカウンター一個、ゲート2個。素敵・・・マルタ共和国の空港よりちっちぇえと思ったが、ここからAiralabiaに乗る。飛行機は小さいなく格安とはいえ、さすがはオイルの国UAEの飛行機で、それは最新のものだった。
離陸時間までにはかなり余裕があるはずだったが、タクシーのおじ様とのジェスチャーゲームによって、さほど待ち時間もなく搭乗ゲートに向かうことに。離陸直前にはアザーンのようなものが流れ、搭乗客は一斉にアラーアクバルと祈りを捧げ始めた。ええー、フライトは神頼みではあってほしくなかったーーーと心で思いつつも僕も知らないうちに手を合わせていた
UAEはアラブ各国からの出稼ぎが多い。この飛行機もたくさん乗っていた。とりあえず離陸。するとなぜか気絶するように眠りに入ってしまっていて目が覚めたらもうそこはシャルジャだった。
読んでくれた人へ
今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)
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