見出し画像

【否定しないだけで人間関係はうまくいく】

より良い人間関係を構築するために、必要なことは何だと思いますか?

よく言われているにが、「笑顔」「褒める」「話を聞く」ではないでしょうか。
これらも非常に必要なことです。

ですが、何よりも必要なことがあります。
それは、相手を「否定しない」ことです。ここを意識してコミュケーションを取らないと、どんなことをしてもより良い人間関係を構築することはできません。

そんなことしていない!と思っていませんか?本当にしてませんか?多くの人が、自覚がないだけで無意識に、否定してケースはあります。わかりやす否定的な言葉や態度していなくても、相手が否定された思われたら否定になります。

否定されたと思われる言動

・冷やかす
・相手の話に被せる
・不機嫌な態度
・勝手に話の話題を変える
・ミスや失敗を責める
・揚げ足をとる
・挨拶、反応しない

そんなつもりはなくても、やってしまってませんか?
こんな言動をしていると、相手を不快な気持にさせ、信頼を得ることできず、離れられてしまいます。

ですが、否定をしないと

・嫌われることがなくなる
・話しかけてもらいやすくなる
・助けてもらいやすくなる
・居心地がいいと思われる

相手意見や価値観をなんでもかんでも受け入れる必要はありません。いちいち否定しないだけで、気持ちのいいコミュケーションがとれやすくなり、より良い人間関係を構築することができます。

冒頭で少し話をしましたが、多くの人はわかっていても否定されたと思われる言動をやってしまうものです。

本記事では、「否定しない技術」を紹介します。
最後まで読んでいただけると、無意識に不定してしまうことがなくなり、よい人間関係を構築でき、仕事で成果出せるようなり、暮らしの充実にも繋がるでしょう。

内容は
・否定しまう心理
・余計なことを言わない
・そもそも期待しない
・自分が正義とは思わない
・受けいれるだけでいい
・見られ方に注意をはらう


では、紹介していきます。


否定してしまう心理

そもそも、なんで否定してしまうのでしょうか?人は自分の経験や価値観がすべてだと思い込みやすく、自分は正しいと思いたいからです。さらに、自分の正しさを認められると快楽をえられます。だから自分と違う意見や結論があると、気にくわなくなり否定しまうのです。

ですが、そんな目先の快楽を得ても、何にもなりません。相手を不快にさせて信頼がなくなるので、失うことの方が多いです。正しさは一つだけでなく、人の数だけあります。いちいち自分と違うからと言って、否定していてはキリがありません。
人それぞれ違って当たり前という意識をもち、いちいち否定するのはやめましょう。まわりから見ても、そんな人は控えめに言ってダサくみられます。

余計なことを言わない

コミュケーションは「何を言うのか?」ではなく、「何を言わないのか?」が重要です。人間関係のトラブルの原因は、ほとんど余計な発言によるものです。
なので、余計なことは言わないようにしましょう。

余計なこととは…
・正論や事実
・聞かれていないアドバイス
・「でも」「だって」「どうせ…」からの切り返し

正論や事実なら言ってもいいと思われがちですが、いちいち言わなくてもいいです。コミュケーションのほとんどは、自分の話を聞いてほしいだけで、正論や事実はわかっています。それでも、現状や気持ちを聞いてほしいだけなのです。

よかれと思ってのアドバイスも余計です。相手のためになると思っていったことをタイミングが悪ければ、言葉の選択次第で否定に聞こえ場合もあります。相手が「どう思う?」と意見を求めてきた場合に言うようにしましょう。思うことはるとおもいますが、聞かれるまで言わないようにしょう。

「でも」「だって」「どうせ…」からの切り返しでの発言も、否定ととらわれやすいです。否定するつもりなくても、自分のターンになると、つい言ってしまいがちです。代わりに「なるほど」「確かに」「そうか」など受け入れた言葉をつかうようにしましましょう。

そもそも期待しない

相手を否定したい時は、不快の感情がはたらいていることが多いです。その不快を噛み砕いくと、自分の要求通りに動いてくれなかったり、基準を下回ったりしたりした場合ではないでしょうか。多くの人は想定外の状況になると、不快になり発散させるために、否定して満たそうとすることが多いです。

そんな場合は、相手よりも自分に原因があると考えてください。相手が思い通りに動いてくれなかったりすることなんて当たり前だからです。想定内通りにうまくいくことなんてほとんどないにも関わらず、勝手に期待した自分の思考が、不快になる原因を生み出しています。

期待さえしなければ、相手を否定するほど不快になることはありません。それに、要求通りに動いてくれなかったり、基準を満たしてくれないからといって、手を抜いたりしているとは限りません。それが相手の現状の実力という場合もあります。

否定することで萎縮させてしまうと、余計にパフォーマンスが下がる場合があります。相手の成長を止めてしまい、可能性をつぶしかねません。否定せずに建設的なコミュケーションをしましょう。

自分が正義とは思わない

否定してしまう心理でも少し触れましたが、自分が正義と思わないことです。人は自分の経験や価値観が正しいと思いがちで、自分と同じものや似たものでないと悪とまで思う場合もあります。それは大きな間違いで、控えめに言っても愚かな考えです。

人それぞれ経験や価値観は違うので、様々な正義があります。同じなんてことは、ほとんどありません。自分の理念や意見は正しいですが、相手の理念や意見も正しいのです。ですので、違うからといって否定せずに、自分と違う別の正義として認めましょう。それに、相手を認めないと自分のことも認めてもらえません。

受けいれるだけでいい

否定していけないのであれば、相手に合わせないないといけないのか?というとそんあことはありません。相手の言うことや思い通りにすればいいのではなく、ただ受け入れるだけでいいのです。

会議、交渉、プレゼン、のような場合だと、安易に相手の言う通りにするわけにはいかない場合もあります。どうしても譲れずに断らないといけない時もあるはずです。それは仕方ありません。ですが、そんな場合でも、最後まで話を聞かなかったり、プライドを傷つける言葉選び、嫌味や馬鹿にするような言い方、はやめましょう。

否定されたと思われないような、断り方、代案の出し方、検討のさせ方、をおこないましょう。配慮してくれたと感じてもらえたら、尊敬すらしてもらえます。否定しないというは、なんでも言うこと聞かないといけない訳ではありません。「自分の話を聞いてくれた」「わかってもらえた」と感じさせるようにはしましょう。

見られ方に注意をはらう


コミュニケーションは言葉だけではありません。振る舞いや態度もコミュニケーションの一部です。言葉は目に見えるものではありませんが、振る舞いや態度は、はっきり見めるものなど、相手に伝わりやすいです。

やってはいけないことは…

・反応しない(挨拶や態度)
・不機嫌な態度
・目を合わさない
・スマホやパソコンを見ながら話す
・行儀のわるい姿勢

これは言葉にはしなていないものの、否定していると同じ意味です。やっている本人は気にしていませんが、受け取った相手に不快な印象を与えてしまいます。いくら言葉を磨いても、振る舞いや態度が悪ければ、言葉はとどきません。

すべてを台無しすると言ってもいいぐらいです。たいして気にしていない、どうせ見てないと思い込まないようして、まわりの人から常に見られている意識をもっておきましょう。

まとめ

否定しない技術を紹介してきました。繰り返しになりますが、よい人間関係を構築するに、何をするかではなく、何をしないかが重要です。その中でも、やってはいけないことは否定です。

相手の意見を聞いて、いろいろ思うことはあるでしょうが、いちいち言う必要はありません。自分が表現したいと思うことが、不必要な場合もあります。感情が入ってしまうこともありますが、そこを冷静になって言葉を選び、落ち着いた態度で接するスキルが大人の見せ所です。

相手を否定しないだけで、不快に思われることがなくなり、距離を縮めることができ、お互い成果を出せる関係をつくれるはずです。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?