人を怒らせることは必ずしも悪いことではない。自分の考えを伝える方法

日本人の控えめなイメージの一面的な見方。上司は謙虚ではない


人を感情的に怒らせることは時と場合によっては必ずしも悪いことではありません。なぜなら、怒りは人間の本能であり、自分の意見や感情を表現する方法の一つだからです。もちろん、無理やりに悪口を大声で言ったり嫌がらせを繰り返ししろと強要しているわけではありません。それは明らかに不道徳であり、相手の尊厳や人権を侵害する行為です。日本人は伝統的に外国人と対照的に比べると控えめであると言われますが、これは一面的な見方であり正確ではありません。
実際には、日本人は多様な性格や感情を持っており、一様に分類することはできません。正しくは「日本人は社会的な立場や関係性に応じて目上の人に対しては謙虚になってしまう」というべきです。日本独自の文化や教育の影響であり、自分の意見や感情を抑えることが礼儀やマナーだと考えられてきましたが、立場が上になった途端豹変してしまう人もいますよね、どの世界でも嫌な教師や上司や親はいます。
彼らは自分の権力や立場を利用して、他人をコントロールしたり、批判したり、罵倒したりします。それに対して対処することは、自分の尊厳や価値観を守ることであり、正当な反応だと思います。もちろん、暴力や暴言に走ることは避けるべきですが、適切な方法で自分の気持ちを伝えることは大切です。相手に自分の考えや感情を理解させたり、問題を解決したりすることができるかもしれません。

怒りの否定は危険


怒りを抑え込むことは心身の健康に悪影響を及ぼすことが科学的にも証明されています。怒りをコントロールすることは重要ですが、怒りを否定することは危険です。だからこそ、人を怒らせることが必ずしも悪いことではないという主張が成り立つのです。彼らは自分の立場や権威に酔って部下や後輩や生徒に見下し気味に偉そうに無理難題を押し付けたり横暴かつ高圧的に接する人がいます。 彼らは自分の意見や考えが絶対的に正しいと思い込んでおり、他人の意見や感情を尊重しないのです。
謙虚とは自分の能力や成果を過大評価せず、他人の助けや評価を素直に受け入れることですが、日本人の精神文化として美徳とされる謙虚とはまるで相反するものであり違いますね。

怒りは不満や要求を伝える方法であり、相手に不快感を与えるのが目的


もちろん、あなた達が彼らのように高圧的になるのは性格的にも環境的にも難しいと想像できますが、他人の顔を伺うのはストレスが溜まるし大変だし悔しいですよね。 自分の気持ちや考えを素直に表現できないことは、自己肯定感や自信を低下させることにもなります。 それでも、相手を怒らせるのは場合によっては効果的です。なぜなら、怒りは相手に自分の不満や要求を強く伝えることができるからです。
そもそも怒るというのは自分の期待や要求が満たされなかったときに生じる、悲しむなどと同様に負の感情です。相手を怒らせるということは「俺は嫌なやつだぞ、付き合っても楽しくもないし面白くないぞ」とおしえることです。相手に不快な感情や印象を与えることで、自分の魅力や価値を下げることになります。そうすることで、相手はあなたから距離を置いたり離れていきます。

自慢話や批判をする人々への対処法


人間は社会的な動物であり、孤立や拒絶は苦痛を感じる原因になります。例えば自慢話や批判や否定などいわゆるマウント行為を繰り返しする人がいますよね。彼らは自分の能力や地位を誇示したり、他人の能力や地位を否定したりすることで、自分の優越感や自尊心を満たそうとします。彼らも上司ではないかもしれませんが同じようなエゴイズムやナルシズムの思考の持ち主です。彼らは他人の気持ちや立場を考えず、自分の利益や欲望だけを追求します。
彼らを言葉で否定せずに態度でも否定するのは、相手の自慢話や批判や否定に興味がないことを示す文字通り黙って相手の目を見ずに無視するのが相手の自尊心を傷つける一番効果的な方法です。無視することで、相手に自分の存在や価値を認められないという不安や恐怖を与えることができます。返答も相手の話に関心がないことを表す「へー」「すごいね」くらいの短くて冷たい言葉で投げやりでいいのです。
相手の話に反応しないことで、相手に自分の話が面白くないという印象を与えることができます。特に、スマホを操作したり窓を見しながら片手に「そうね」などと無関心そうに返されると相手は話を聞いてないのかと怒ってくるでしょう。相手は自分の話に集中して欲しいという欲求が満たされないことで、不満や怒りを感じるようになります。そうしたら「うん、本当は聞いてなかった」と平然として返すのです。これは相手に自分の話に価値がないというメッセージを送ることで、相手の自信や優越感を崩壊させることができます。

自己肯定感や自信を低下させないための自己表現


他にも自分の考えや好みが絶対的に正しいと思っている、何が何でも自分の言うことを聞かせたい支配欲の強い人もいますよね。 彼らは他人の考えや好みを尊重せず、自分の考えや好みを押し付けたり、強要したりします。 仕事上のことではどうしても上司や先輩に逆らえないこともあるのですが、そうでないときは特に趣味などなら「嫌です、興味がありません」とはっきりと否定してください。 自分の趣味や興味は自分で選ぶ権利がありますし、他人に強制される必要はありません。
何度もしつこくしてくる人もいるかも知れませんが、あなたが否定し続けて相手の期待を裏切り続けて相手も疲れてあきらめて関わらなくなるでしょう。 相手は自分の言うことを聞いて欲しいという欲求が満たされないことで、不満や怒りを感じるようになりますが、それは相手の問題であり、あなたに責任はありません。それで仕事上不利なことが起きても、あなたは訴えれば必ず手てます

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