「幸せ」になるには?
こんにちは、秋元理央です。
今日のテーマは「辛く苦しい時、幸せになるには?」です。誰しもが人生の中で辛い時期を経験するものですが、その中でどのようにして幸せを見つけるかについてお話しします。
願いと幸せの関係
私たちが幸せを感じるときとはどんなときでしょう?
幸せになるにはどうしたらいいのでしょう?
ふと中島みゆきさんの「幸せ」という歌のことを思い出し、久しぶりに聴いてみました。その中で、彼女は幸せになるには2つの道があると歌っています。
「願いがうまく叶う」か、「願いを捨てる(忘れる)」ことができれば幸せになれるのです!
でも、難しいですよね(笑)。
歌詞はその後「せんないねどちらも贅沢ね。これからどうしよう」と続き、「幸せになりたいね」という言葉で結んでいます。幸せになれてませんでした。
多くの場合、人が不満を覚えるのは、誰かが
「自分の思い通りに動いてくれないとき」です。
しかし願いの結末(幸せ)を他者に求めてしまうと、「うまく叶う」か「忘れる」の二択に縛られてしまいます。しかもその願いがうまくいくことは稀です。
他に道はないのでしょうか?幸せを他者に求めない道。幸せを自分の行動に結びつける道。自分の手で自分を幸せにする道ということです。
でもそもそも「幸せ」ってなんでしょう?
「幸せ」の意味
「幸」という字の語源は、手かせを表しているといわれていますが、この字は「手かせをされた人が、うまく逃げ出せたから幸せである」という説と、「処刑されるよりは自分の状況はまだマシだから幸せだ」という説があります。
まさに先述の2つの道ですね。0か100か。叶うか忘れるか。言葉というのは面白いもので、1枚のコインのように表裏一体の意味を内包しています。
人生の中で何度も同じ苦しみや辛いことに出会ってしまう。頑張ってるのに現状が変わらない、というのはこういう言葉の不思議な力があるためです。
普段自分が使っている言葉を思い返してみましょう。
こんな言葉を使っていませんか?
願うと、ほとんどの場合叶いません。
無理して頑張っても、大抵うまくいきません。
でも、願わなくても、頑張らなくても
自分の心の中心にある「絶対に変わらないもの」があるはずです。それが「好き」です。
いついかなるとき、これまでの人生のどのような状況でも、「あなたの好きなものは何?」と問われたら、即座に「これ!」と答えるであろう、そんな「好き」があるはずです。それこそが「幸せ」の正体です。
思考や行動を「変えよう」としない
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
次のステップを試してみてください。
1. 「好きをする」と思考する
思考を「変えよう」としたり、幸せに「なりたい」と思わないで下さい。「変えたい」「なりたい」というのは、願望です。願ってしまうと「変わらない」「なれい」という意味が内包してしまいます。
ただシンプルに「好きをする」と思考するのです。
2. 「好きをする」と言葉にする
「好きをする」というと変な感じがしませんか?
普通は「好きなことをする」ですよね。でも「なこと」というたった3文字を入れただけで「それに近いこと」という意味が付与されて「好き」のパワーが弱くなってしまうのです。
すると「好きなことをしたけどダメだった」や「好きなことをしようとしたけど邪魔された」といったネガティブな言葉が思い浮かんだり、実際に口にしてしまいがちです。
「好きをする!」と言葉にしたときに、真っ先に思い浮かぶ「好き」をするのです。
3. 「好きをする」という行動
「好きなこと」ではなく「好き」をしたときに心の内に広がる感情を大切にしましょう。そして好きなだけ「好き」をしましょう。
この5つの要素がダイレクトに心に響いたとき、私たちは本心からの「好き」をしているはずです。
「好きなことをしたから、幸せになる」のではなく「好きをする=幸せ」なのです。
4. 「好きをしている人の所」に行く
そしていよいよ最終ステップです。「好きをする」のが当然という人たちに会いに行きます。環境を作ることです。好きな場所に行き、好きな人に会いましょう。
辛いとき、苦しいとき、それは自分自身の願いや幸せを他人に結びつけているときです。自分の「好き」を感じ、「好き」をすることです。
「好きをする=幸せ」
という言葉を常に心に置いておいてください。私たちはいつでも「幸せ」になれます。あなたもぜひ自分の「好き」を思い出し、幸せな人生を送ってください。
あなたには必ず「好き」があります。
最後に質問です
あなたの「好き」はなんですか?
その「好き」をどうやって日常に取り入れますか?
あなたの「好き」を応援してしています!
秋元理央
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