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愛知県清須市はインバウンド需要を取り込めるか!?半日イベント体験で検証!

最初はインバウンドアドバイザーの講演から始まった!

6月28日愛知インバウンド協会定例会での様子

愛知の魅力を発信している株式会社ナノボの代表、スペイン人のエリサベスヨピスさんに、外国人から見た愛知県の魅力、というテーマで話をしてもらいました。
そこで、隠れたスポットとしてトップで出てきたのが清洲でした。清洲は、
・天下統一の始まりとなった町なので、歴史的な体験ができること。
・自然に囲まれた地域であり、美しい風景が広がっていること。
・東海地方最大の弥生集落「朝日遺跡」があること。
・キリンビール工場もあり、お酒の文化としての発信もできること。
というのが、清洲の魅力であるということでした。
あと、清洲城では甲冑体験ができ、それが他の城と大きく違う、ということも大きなアピールポイントの一つということです。
そこで、愛知インバウンド協会としては、清洲の魅力を自分たちで体感をして、それを広めていこう、ということで、半日ツアーを開催することにしました。

8月5日、JR清洲駅からスタート!

総勢18名の参加となりました

まずは清洲駅で待ち合わせをして、清洲城へ。酷暑ということもあり、車で乗り合わせて行きましたが、時期がよければ街並みを見ながら歩いて、または自転車で移動することで、より町の魅力を体感できると思います。

清洲城

清洲城の玄関より遠景
戦国武将がお出迎え(この方は佐々成政)
天守閣から見る名古屋市の眺めはサイコーです。

清洲城を巡った感想として

清州城には多くのインスタ映えする場所があると感じました。お城をバックに。天守閣から町をバックに、など、魅力のある撮影場所がいくつもあります。それは、SNSをしている人にとっては、発信のしがいがある場だということです。甲冑体験はできませんでしたが、写真映えして、体験ができる、という点を大きくアピールすることで、この場を訪れる外国人観光客は増えるのではないか、と感じました。特に天守閣からの眺めは、自然が多い清洲だからこその眺めでもあり、春には河原沿いに桜が咲く光景は、清洲をアピールするには、最高の風景ではないかと思われます。

あいち朝日遺跡ミュージアム

敷地内へ入ります
ミュージアム内には遺跡が展覧されています。
人骨を前にみんなで記念撮影
火おこし体験もありました


清洲城、朝日遺跡を巡った感想

清州城で戦国時代の体験をした後に、弥生時代の遺跡であるあさひ遺跡に行くのは、何百年という時空をタイムスリップした感覚を得られるものでした。それは、移動距離がほとんどない、ということも影響しています。私としては、あさひ遺跡を体感して古代の感覚から、一気に戦国の中世へとワープする、という流れのほうがよかったのかな、とは感じました。
ただ、はっきりと言えることは、こんな近くで時代を隔てたコンテンツがあることは、非常に珍しいのではないでしょうか。それをアピールできれば、タイムスリップ体験のできる町、清州というメッセージを全世界に発信できるのではと感じました。

清須市推しのから揚げまぶしを食する

清須市が町の名物として推していこうとしているから揚げまぶし
食事前に皆さんで撮影

から揚げまぶしの感想

天下取りから、鳥をイメージして名物としたから揚げまぶし。ただ、清須市民からしても清須市がから揚げを推す理由が全くわからないんです。それは他の地域の方からしても同じイメージかと思います。だから、清須市民でもあまり口にしない、から揚げまぶしのその味は!?
お世辞ではなく、かなり旨いです。味噌で漬け込んだから揚げとノーマルなから揚げをミックスさせて、ひつまぶしのように、3段階に分けて食べる。
何がいいかというと、鰻のひつまぶしに比べて断然値段が安いんです。
1200円。
だから、ひつまぶしの時には鰻本来の味を味わいたくて躊躇してしまうお茶漬けも、ためらいもなくできる。そして、お茶漬けも旨い。
外国人は揚げ物が好きなので、これはもしかしたら鰻よりもはまる可能性あるんじゃないかと思いました。
そして、何より大事なのは、外国からくる人は先入観がないので、清洲がどうしてから揚げなのか?と疑問にもたれることがない。その点では、日本人より外国人に発信したほうが、から揚げまぶし、流行ると思います。

総評として

清洲は大きな町ではありません。だからこそコンパクトに魅せる町である、ということがいえます。あと、名古屋城からも近いこと。例えばお城好きな外国人なら、名古屋城から清洲城へと、城巡りをサイクリングをしながらする、というニーズにも当てはめることができます。サイクリングでいえば、みずとぴあの辺りの庄内川沿いは、絶好のサイクリングスポットにもなるはずです。
そんな時代を感じながら自然を感じることができるスポット。わが町清洲を、これからグローバルに広めていきたいなあ、と感じた半日ツアーでした。また、活動が具体的になれば、発信をしていきますね。

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